移民局に拘束された高校生、収容施設での生活を語る「小さな部屋に男性40人」米
非正規滞在の移民の大規模な取り締まりを進めているトランプ政権。

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6月初めに移民税関捜査局(ICE)が実施した移民の一斉摘発が発端となり、ロサンゼルスを中心に今も全米各地で抗議活動が行われている。
現地メディアによると、ICEに拘束された人のなかには、合法な滞在ビザを所有 している人、 犯罪歴がない 人、さらには 未成年者 まで含まれているという。

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そんななか、ある少年がICEに拘束された。
拘束されたのは、マサチューセッツ州に住む高校生マルセロ・ゴメス・ダ・シルバさん(18)。
シルバさんは5月31日、バレーボール部の練習後にICEに拘束 された。当局は当時、シルバさんの父親を捜査していたという。
担当弁護士によると、シルバさんは7歳のときに父親に連れられて、祖国ブラジルから合法的にアメリカへ入国した。
しかし、当時保有していた学生ビザはすでに期限が切れていたという。
6月6日、保釈金を支払って釈放されたシルバさんは、報道陣を前にしてこう語った 。
「アメリカに移住したとき、私はまだ7歳でした」

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「そのとき、ビザの制度なんてまったくわかっていませんでした」
続けて、マサチューセッツ州バーリントンにある収容施設での経験を語った。
「施設は、とてもひどいところでした」
「施設に到着してから、私はずっと手錠をかけられていたんです。私が収容された小さな部屋には、40人ほどの男性がいました」
「施設内では、まるで私が存在していないような扱いを受けていました」
「6日間、シャワーさえ浴びられなかった。本当になにもできなかったんです」
「あの施設には、誰も収容されるべきではない。劣悪な環境だからです」
シルバさん、さらにこう訴えた。
「収容されていた人たちは、みんな仕事を持っていました。職場で拘束されたんです。それぞれ、家族や家、大切な子どもがいたのに.……」
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シルバさんは収容中、代理人を通して、施設の詳しい状況 を「ベッドも充分な食べ物もない」「ずっとクラッカーを食べている」と語っていた。
バーリントンの移民収容施設は、一部の人からその劣悪な環境に指摘が集まっている。地元紙 は、施設の環境について次のように報じている。
「この施設は、実際の拘置所に移される前に、短期間だけ収容するためだけの建物だ」
「しかし、報道にあるようにトランプ政権がICE捜査官に逮捕者のノルマを課している可能性から、拘置所ではない現場事務所が拘束者で溢れかえっている」

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この記事は英語 から翻訳・編集しました。翻訳:高橋雨川