かぼちゃを無駄なくおいしく使い切るコツと、おすすめレシピ。

撮影・黒川ひろみ イラストレーション・小林マキ 構成&文・中條裕子

野菜を丸ごと買ったはいいけどいつの間にかしなしなに……。最初にひと手間かければ、無駄なく先々が楽になる。そんな一挙両得、やらない手はなし! 料理家の飛田和緒さんに教わります。

かぼちゃは好みの大きさに切り分け、シンプルに蒸すか煮る。

かぼちゃを無駄なくおいしく使い切るコツと、おすすめレシピ。

丸ごと1個は1200〜1500gくらい。まず半分に切って種とわたを取り除き、ひと口大やくし形など、好みの大きさに切り分ける。それらを蒸す、または塩と醤油少々で煮て、冷蔵庫で保存する。蒸すよりも薄味でも調味料を入れて煮るとより長く、3日ほど保存できる。すぐに使わない場合には、種とわたを取り除いて、生のまま冷凍庫で保存しても。

かぼちゃのシンプル蒸し/煮物

蒸す場合は蒸気のあがった蒸し器で10分を目安に。煮る場合はかぼちゃを並べてひたひたくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら調味料を加えて落とし蓋をし、やわらかくなるまで煮る。粗熱がとれたら保存容器に。潰して牛乳を加えてポタージュスープ、クリームチーズとともにペーストに、また、鶏ひき肉と一緒にそぼろ煮にしても。

【保存期間】蒸した場合は冷蔵庫で1〜2日保存可能。

マッシュしてサラダ

【材料(2~3人分)】

蒸しかぼちゃ 250g

赤玉ねぎ 30g(薄切り)

レーズン 20g(粗く刻む)

ハム 2枚(約30g/細切り)

塩 適量

マヨネーズ 大さじ3

無糖ヨーグルト 大さじ1

【作り方】

1.かぼちゃは皮を取り除いてなめらかにつぶし、ヨーグルト、塩ふたつまみを加えて混ぜる。

2.玉ねぎ、レーズン、ハム、マヨネーズを加えて和え、味をみて塩でととのえる。器に盛り付け、レーズン(分量外)を散らす。

いとこ煮

【材料(2~3人分)】

蒸しかぼちゃ 250g

無糖の茹で小豆(缶詰)100g

塩 ひとつまみ

薄口醤油 小さじ1

【作り方】

1.鍋に蒸しかぼちゃと茹であずきを入れて、水150ml、塩、醤油を入れて中火にかける。

2.沸騰したら弱火にし、落とし蓋をして煮汁がなくなるまで5分ほど煮る。加糖のゆであずきで作ってもよい。

飛田和緒さん(ひだ・かずを)

料理家

旬の素材を生かした、シンプルかつ作りやすい料理が人気。著書に『おいしい朝の記憶』『お餅の便利帖』『台所の相談室』など多数。

『クロワッサン』1117号より