へずまりゅう氏、X上で元文科省・前川喜平氏とバトル勃発 フィフィも参戦

奈良市市議のへずまりゅう氏
迷惑動画でとどろかせた「悪名」を「知名度」に変え、20日投開票の奈良市議選(定員39)で初当選した動画配信者、へずまりゅう氏(34)。奈良公園のシカ保護を訴えて有権者の支持を集めたが、元文部科学省事務次官、前川喜平氏(70)のX(旧ツイッター)投稿が火種となり、両者の間でバトルが勃発している。
「教育の失敗」発言に反発の声殺到
前川氏は27日、Xで「へずまりゅうが奈良市議に当選した原因は、教育の失敗にある。奈良県と奈良市の教育委員会は、強烈な危機感を持たなければならない」とポスト。教育行政に長く携わってきた立場か、今回の選挙結果に皮肉を飛ばした。
しかし、この発言は、「有権者の票の数で当選者決めるって、前川は知らんのか? 」などX上で猛反発を招いた。さらに2017年、前川氏が文科省在職中に東京都新宿区歌舞伎町の「出会い系バー」に頻繁に通っていたとする報道が出たことを引き合いに出し、「自分の行いはどうなんだ。過去色々と問題があったのに厚顔無恥も甚だしい!」などと痛烈に批判する投稿も見受けられた。

元文部科学省事務次官の前川喜平氏
へずま氏も同日、自身のXで前川氏の発言を引用して「貴方は誰ですか? 何の影響力もない人間がこれから頑張ろうとしている人間の足を引っ張らないで下さい」と応戦。別の投稿で「自分を選んだいただいた奈良県、奈良市の方々に失礼です」と前川氏を批判した。
フィフィ「あなたに言われたくない」と苦言
前川氏に対しては、ほかにも「上から目線」などと冷ややかな反応が多く、賛同の声は少ない。両者のバトルがメディアで報じられると、政治や社会問題に積極的に発言しているタレント、フィフィ(49)が反応し、28日にXで前川氏に「へずまりゅうさんも、流石にあなたには言われたく無いとおもうよ」と苦言を呈した。
へずま氏が当選できた背景には、同じく20日投開票だった参院選で外国人問題が争点の1つとして注目を集めた中で、「外国人問題許さない!」「鹿さんと奈良を外国人から守ります!」とアピールしたことがポイントだったと見られている。ただ、祝福ムード一辺倒というわけではなく、産経新聞が21日に「人の嫌がることをやってきた人が市民のために議員活動をできるのか」と懐疑的な見方をしている地元住民の声を伝えている。窃盗や威力業務妨害などの罪で有罪判決が確定した過去を持つからだ。
市役所で当選証書を受け取った際、報道陣の取材に対して「期待を裏切ることなく頑張りたい。過ちを犯さず、失言もしない」と決意を示したへずま氏。28日にXで「 へずまに票を入れて良かった。 奈良の人は間違っていなかったと言われるように誰よりも全力で動きます」とつづるなどアピールに躍起だが、議員として更生した姿を示して前川氏からの皮肉やネガティブイメージを払しょくできるか、今後の動向に注目が集まっている。

タレントのフィフィ