キャットフード、ドライとウェットどちらが人気? それぞれのメリットは?

キャットフード、ウェットとドライどちらが人気?
キャットフード、人気なのはドライタイプ
マース ジャパン リミテッドが展開するキャットフードブランド「カルカン」は、全国の猫の飼い主1000人を対象に、猫の食事に関する調査を実施した。
その結果、飼い主のおよそ9割は「ドライタイプ」を猫の主食として与えていることがわかったという。
調査結果を見ていこう。まずは「猫の食事の与え方」について。52.0%は「毎日同じ食事を与えている」と回答し、32.4%は「ときどき違う食事」と回答した。

「猫の食事の与え方」について、52.0%は「毎日同じ食事を与えている」と回答し、32.4%は「ときどき違う食事」と回答
食事を選ぶ決め手(複数回答可)については「猫の好み(73.4%)」が最も多く、続いて「価格(56.9%)」や「栄養素(55.8%)」という回答が多かった。

食事を選ぶ決め手(複数回答可)については「猫の好み(73.4%)」が最も多くなった
猫に与える食事のタイプについては「ドライタイプが多い」と「ドライタイプがやや多い」の合計が89.6%となり、ドライタイプが多数派であることがわかる。

猫に与える食事のタイプについては「ドライタイプが多い」と「ドライタイプがやや多い」の合計が89.6%で多数派
前項の項目(猫の食事の与え方、食事を選ぶ決め手)を加味して考えると、毎日与えるのに適しており、栄養バランス面、コストパフォーマンス面に優れるキャットフードを探すと、ドライタイプに人気が集まるといったところだろうか。
「猫の健康にいいと思う食事のタイプ」についてもたずねてみると、「ドライタイプ」という回答が77.6%で多数派だった。「栄養価が高い食事のタイプ」「原材料の質がいい食事のタイプ」についても、それぞれ71.0%、63.3%が「ドライタイプ」と回答しており、ドライタイプのキャットフードが幅広い天から支持を受けていることがわかる。
猫の健康と食事に関するクイズの結果は
調査では、回答者に対する「猫の健康と食事」に関するクイズも出題している。
形式としては猫の健康と食事に関する基礎知識を「そう思う(○)」「そう思わない(×)」の2択で回答してもらうというもので、猫の 嗜好や生体についてたずねる内容だ。

猫の健康と食事に関する基礎知識をたずねた
その結果、正答率が高かったのは「猫の食べ物の好みにかかわるのは、においと食感と味である(○が正解)」で89.6%の回答者が正解している。次いで、「年齢が違っていても必要な栄養素は同じである(×が正解)」で87.9%、「ウェットフードは水分補給になる(○が正解)」で85.2%の回答者が正解していた。
その一方で、「猫は38〜40度くらいの暖かい食事が好き(○が正解)」という項目では31.1%と著しく正答率が下がり、猫の飼い主でも、部分的には猫に関する正しい知識を持たないケースがあることも示された。
猫の食事に関する悩みを聞くと、飼い主の半数以上は「猫に必要な栄養素を与えられているか不安(57.0%)」「猫が十分に水分を摂れているか不安(53.0%)」と回答している。前述の通り「ウェットフードは水分補給になる」という認識を持つ飼い主も多いが、猫の食事を選ぶ決め手として「水分含有率」を挙げた回答者はわずか8.3%にとどまっている。

水分摂取に関する心配を持つ飼い主は多いものの、フードの水分含有量はあまり考慮されていない
猫の水分摂取量については心配を持ちつつも、猫の好みやコスト、栄養価を重視すると、食事の水分含有率までは考慮できない人が多くなるのかもしれない。
ウェットフードならではのメリットは?
調査ではドライタイプのキャットフードが人気を集める結果となったが、マース ジャパン リミテッドのキャットフードブランド「カルカン」は、“毎日食べることを考えたウェット”とパッケージにもプリントしてある。ブランドマネージャーの松田文陽氏は「ウェットフードは『太りやすい』『カロリーが高い』というイメージを持たれることがありますが、ドライフードと比較すると水分量が多いため、実は一般的にカロリー密度が低くなっています」とコメントしている。
また「ウェットフードのタイプには(中略)毎日の主食として与えやすい『総合栄養食』もあります。『総合栄養食』のフードは、そのフードと水で猫が1日に必要な栄養を補うことができるため、毎日の食事として与えても栄養をバランスよく取ることができます」とも話し、実はウェットフードならではの利点も数多くあることを説明した。
ウェットフードの長所を理解してうまく猫の食事に取り入れることで、ドライタイプだけでは実現できないメリットを受けられることもあるだろう。双方のよさを取り入れながら、いつまでも猫の健康を守りたいものだ。