【小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店】食べ終わるとパワーが湧いてくる最強の立ち蕎麦屋『一由そば』のジャンボゲソ天蕎麦

食楽web

⚫︎蕎麦が好きでお酒が好きな小宮山雄飛さんが、美味しいお蕎麦屋さん、そして蕎麦屋呑みの魅力を伝える連載。今回は日暮里の立ち食いそばの名店『一由そば』を訪問してきました。

東京の立食いそば好きだったら誰もが知っている、立食そば界のレジェンド店と言えるのが、日暮里の『一由そば(いちよしそば)』。

奇跡的に客足が途絶えたところで入店

こちらのお店の人気の秘訣は沢山ありますが、ざっと挙げると

・年中無休・24時間営業

・全メニューで細蕎麦と太蕎麦、冷と温が選べる

・「小盛」「大盛」「特盛」「それ以上」と量のカスタマイズが自由

・天ぷらの種類がめっちゃ多い

・東京らしい昔ながらの濃いめのつゆ

・安い

・早い

……そしてなんと言っても

・おいしい!

どうです? もはや最強でしょ。行ったことない人は、今すぐ日暮里に向かってください!

24時間営業でいつも大盛況の『一由そば』

こちらのお店がすごいのは24時間、いつ行ってもお客さんがいること。駅の目の前とか、めっちゃ繁華街とかにあるわけではないのに、です。いつの時間も、このお店のそばを目指してやって来るファンが沢山いるんです。

店の近くを通るだけでぷ〜んと香ってくる出汁の香りに惹きつけられて、ついつい足が向いちゃうんですよ。

冷たい細蕎麦の小盛(210円)に、山菜(150円)ときくらげ(80円)をトッピング

24時間営業と並んで嬉しいのが「小盛」のサービス。散々お酒を飲んだ後とか、ランチと夕食の間の小腹が減った時とか、そば小盛り&具材も半分でお願いできちゃいます。

ついついスマホで撮りたくなっちゃいます

ということで、この日はそば(細蕎麦)に山菜ときくらげを半分でトッピング。暑い夏の昼過ぎにぴったりのヘルシーそば。すっきりとした冷かけつゆに、そばがばっちり合います。そばのトッピングとしては珍しい、きくらげの食感もいい!

ジャンボゲソ天は絶対外せない名物トッピング

「めっちゃウマい!」が表情に表れてます

そしてこのお店の魅力はなんといっても、天ぷらの種類! 30種類近い天ぷらが揃っています。中でも人気なのが、「ジャンボゲソ天」(250円)。立食いそば好きなら一度は食べたい――というより、食べないとダメな超名作です。

天ぷらの種類がめちゃくちゃ豊富

そしてこちらのお店といえば、やっぱり「太蕎麦」! 小盛り+30円、普通+50円、大盛り+160円で麺を太蕎麦に変更できるんです。この太蕎麦が美味しいのなんの。

太蕎麦(普通盛360円)にジャンボゲソ天(260円)をトッピング

ワシワシと食べるコシの強い田舎そばは、東京らしい濃いめのつゆとホントによく合います。

濃いつゆと太いそばと巨大な天ぷら、これ以上ない最強の組み合わせで迫力満点! しかもそれがくどくならずに、しっかり美味しい。これぞ東京のレジェンド店の味です。

丼の半分以上を占めるジャンボゲソ天。衣の中にはゲソがこれでもかとたっぷり入っています[食楽web]

巨大なゲソ天も単に衣が厚いだけでなく、ゲソがゴロゴロ入ってるのが嬉しい。しっかりとつゆに浸って、さらに重量感が増した衣もまたイケる。

これをツマミに呑めたらどんなに美味しいだろうと思いますが、残念ながらお酒は置いてません。しかし朗報、持ち帰りもできるので、おうちで一由の天ぷらで晩酌、というのもたまりません。

食べ始めると夢中ですすり続けてしまう

お酒を置いていない分、最後はコップの冷たい水をごくりと飲んで、「ごちそうさま!」と器を返して帰るのが、立食いそばの流儀。

東京の立食いそばのつゆは、醤油がしっかり効いてるので、最後に飲むコップの水がまた美味しいんですよ。

最後に飲む冷たい水がまた最高

食べ終わるとなんだかパワーが湧いてくる、最強の立食い店です。

(撮影◎猪俣博史)

●SHOP INFO

一由そば

住:東京都荒川区西日暮里2-26-8

TEL:03-3806-6669

営:24時間営業

年中無休(1月1日〜4日・8月13日〜15日は除く)

http://ichiyoshisoba.com/

●著者プロフィール

小宮山雄飛

ホフディランのVo&Key担当。ミュージシャンの傍ら、グルメ番長として食のシーンでも活躍し、様々な雑誌やWEBサイトでの連載、レシピ開発なども行う。著書には『旨い!家カレー』『レモンライス レシピ』『小宮山雄飛 今日もひとり酒場』など。テレビ、ラジオ番組の出演なども多数。

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