大卒資格は「約77万円」で取れる?大卒の方が初任給が高いと聞きましたが、どのくらい差があるのでしょうか?

大卒資格は「約77万円」で取れる?大卒の方が初任給が高いと聞きましたが、どのくらい差があるのでしょうか?
「事情により大学には行っていないが、大卒の方が初任給が高いという話を聞き、大卒の資格を取ることを検討している」という人もいるでしょう。 「仕事をしながら大学に通うのは難しい」「今から大学を受験する自信がない」などの悩みをお持ちなら、放送大学で学ぶことを考えてみるとよいかもしれません。 本記事では、放送大学で大学卒業資格を取る方法や取得費用をはじめ、大卒資格を取ることで初任給がどのくらい変わってくるのかを詳しくご紹介します。
大卒資格が取れる「放送大学」とは?
放送大学は、自分のペースで学べる通信制大学です。「いつでも、だれでも、自由な学び方を」をスローガンとしており、BSテレビやラジオ・インターネットで授業を視聴できるという特徴があります。放送授業だけでなく面接授業もあるため、実際の教室で授業を受けることも可能です。
全国に約9万人の学生がいる放送大学では、10代から70代以上まで、幅広い年代の人たちが学んでいます。その中には、会社員や専業主婦(夫)・他大学に在籍する学生・定年退職者なども含まれています。
所定の単位を修得して卒業すると大卒資格が取れるだけでなく、教員や看護師・心理学などに関する資格を取得することも可能です。
放送大学で大卒資格を取得するためにかかる費用
放送大学で大卒資格を取得するには、124単位を修得する必要があります。授業料は科目単位で納入しますが、放送大学によれば、放送授業が1科目2単位で1万2000円、面接授業が1科目1単位で6000円となっているので事前に履修する科目の確認が必要です。
また、授業料のほかに入学料もかかります。入学料は大卒資格取得を目指す「全科履修生」の場合だと2万4000円なので、これに124単位を修得した場合の授業料をあわせると、約77万円になると考えられます。
ただし、学生証を提示することで各種学生割引の対象になることや、全科履修生の場合、奨学金を受けられる可能性があることなどを考えると、経済的なメリットもあるといえるでしょう。
大卒資格を取ると初任給はどのくらい変わる?
大卒資格を取ることで、就職後の初任給にどのくらい影響するのか確認してみましょう。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、学歴別の新規学卒者の賃金は表1のようになっています。
表1
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
男女計でみると、大卒だと高校卒業よりも5万円以上、専門学校卒や高専・短大卒よりも2万5000円程度、初任給が高くなっています。約77万円かけて放送大学を卒業し、大卒資格を取得すべきか、この結果を参考によく考えてみるとよいでしょう。
放送大学では、2年以上在学して所定の単位を修得し修士論文の審査と口頭試問に合格すると大学院卒の資格も取得できるため、さらに初任給を上げたい人は検討してみることをおすすめします。
放送大学で必要な単位を修得すれば約77万円で大卒資格が取れる可能性がある|高卒より大卒の方が初任給は5万円以上高い
通信制大学である放送大学では、幅広い年代の人がBSテレビやラジオ・インターネットを通じて授業を受けています。
放送大学で必要な単位を修得すれば、授業料と入学料あわせて約77万円で大卒資格が取れる可能性があります。
新規学卒者の平均賃金は高卒より大卒の方が5万円以上高いため、大卒資格を取得したい人は放送大学で学ぶことを検討してみるとよいでしょう。
出典
放送大学学園公式ウェブサイト
厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況 結果の概要 1 一般労働者の賃金 (10) 新規学卒者の学歴別にみた賃金(16ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー