退職した意味がなくなっても後悔しない? 妻が放った核心の問い【優しい夫とその同僚 Vol.155】
※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
草太は同僚・芹との関係を疑われ離婚の危機に直面しますが、実際に関係していたのは藤枝と芹でした。数日後、草太は来月末の退職を表明し、転職先の年収を知った芹は落胆します。そこへ藤枝が現れ同棲を持ちかけ、「陰で交際し、時期を見て公表すれば純愛に見える」と一方的に語り、芹は恐怖を募らせます。翌日、芹は草太を無視し、草太は内心安堵します。実は低収入の話は反応を見るための“鎌かけ”で、芹が好いたのは草太本人ではなく「部長」という肩書きだったのだと確信するのでした。
■退職することを妻に報告

退職した意味がなくなっても後悔しない? 妻が放った核心の問い【優しい夫とその同僚 Vol.155】

■妻を不安にさせないために行動する夫



■もし離婚となっても本当に後悔しない?


遡ること一週間前。夫は妻に、すでに退職届を提出したことを打ち明けました。
「部長に昇進して、あんなに喜んでいたのに?」――妻は驚きを隠せません。
しかし夫の表情には迷いがなく、その理由はただ一つ、何よりも妻を大切に思っているからでした。
これからしばらくは帰宅が遅くなるが、それは転職の面接に行くためだと丁寧に説明し、妻が不安にならないよう気を配ります。
そんな夫に、妻はふと問いかけます。「もし…やっぱり許せなくなって離婚という形になっても、本当に後悔しないの?」
はたして、夫の答えとは――。
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