「9割は馬鹿な使い方をする」…月30万円の仕送りに賛否両論の嵐が吹き荒れる漫画【作者に聞く】
大学生の息子に月30万円の仕送りをしているという佐藤さん。同僚の山本さんは「普通は7万円くらいでしょ。足りない分はアルバイトで稼げばいい」と驚く。今回は、ホンダアオイさん(@hondagobo)の漫画『大学生の息子に仕送り30万はアリか?』を紹介するとともに、作品を制作したきっかけについて話を聞いた。
若いうちにお金を渡すべき?親が持つべき「教育観」

【漫画】大学生の息子に仕送り30万はアリか?

大学生の息子に仕送り30万はアリか?02

大学生の息子に仕送り30万はアリか?03
佐藤さんが息子に月30万円も仕送りをするのには理由があった。親から遺産をもらうタイミングは、やりたいことがほとんど終わってしまった年齢であることが多い。それよりも、若いうちにお金があったほうが有意義に使えるだろうという考えだ。
アルバイトに時間を費やして学業がおろそかになるよりも、広い視野を持つために旅行に行けるような余裕があるに越したことはない。そんな親の教育観が、高額な仕送りの背景にある。
ホンダさんは、この漫画の着想を、著者ビル・パーキンスの著書『Die with Zero 人生が豊かになりすぎる究極のルール』から得たと語る。同書に書かれている「たいていの人は相続が遅すぎる」という話に感銘を受けたという。
この作品でホンダさんは、「仕送りで30万円は確かに高いかもしれないが、遺産相続で渡すのとタイミングが違うだけで、若い頃に渡したほうが子どもの人生を豊かにすると思いませんか?」という問いを投げかけたかったと話す。
「あえて仕送り30万円という拒否反応が起きるような話にすることで目を引き、でも考え方を変えたらありかもしれないと思わせたかった。本質を見てほしいという願いで作った」と、作品に込めた思いを明かした。
「渡さないのも教育」…真っ二つに分かれた読者の意見
この漫画には、多くのコメントが寄せられた。
「有意義に使えるのはむしろ少数派で、9割はパチンコだの風俗だの馬鹿な使い方をして、借金までして詰む」という反対意見に対し、「60歳過ぎて遺産がきても『今さら』と思うため賛成」「子どもが欲しがったらあげる派。お金の使い方を教えるところまで教育」といった賛成意見も寄せられた。
賛否両論あるこの議論だが、「仕送り金額や教育論はさておき、子どもにスパッと渡せるこんな親父になりたい」という意見も上がった。
ホンダさんは、他にも『1億円を貯めてFIREを目指した男の人生』など、お金の使い方について考えさせられる漫画を手がけている。
取材協力:ホンダアオイ(@hondagobo)
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