【まとめ】大阪・関西万博の世界パビリオン(フランス・オランダ・北欧編)

【まとめ】大阪・関西万博の世界パビリオン(フランス・オランダ・北欧編)
大阪・関西万博の閉幕まであとわずか。リビングWebでは、開幕直後から各パビリオンの様子などを紹介してきました。今回はフランス・オランダ・北欧の各国パビリオンの記事をセレクトし、まとめました。
【大阪・関西万博 Report】テーマは“愛の賛歌”まるで美術館みたいなフランスパビリオン

出典:リビング大阪Web
すでに話題になっていますが、こちらのパビリオンでは、「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「セリーヌ」などラグジュアリーブランドの展示が楽しめます。それだけではなく、随所で、日本人のアーティスト、建築家、デザイナーなどとのコラボレーションによる空間づくりが行われていて、「日本への愛」も感じさせてくれるところが、なんとも心憎い演出です。
LVMHを象徴するルイ・ヴィトンのトランクがズラリと展示されています。「日本への愛」と「クラフツマンシップへの愛」がテーマ。
こちらはそのヴィトンのトランクをモチーフにしたインスタレーション。
トランクで作った球体「トランクのスフィア」が回転し、アーティスト・真鍋大度によるプロジェクションマッピングが投影され、幻想的な世界観に浸れます。また、音の演出も素晴らしかったです。空間に響くのは、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)による繊細なサウンド。「拍動」をテーマにしていて、自分の歩くリズムに合わせて、音が少しずつ変化していくのを感じて、空間が一緒に呼吸しているかのような錯覚に陥りました。
ディオールは、職人技や手仕事へのオマージュとして、歴代のさまざまなアイコンを展示しています。ディオールのエレガンスを象徴するブルー、ホワイト、レッド3色の伝統的な「バー」スーツをはじめ、シルエットのスケッチを立体的に表現した約400点の白いトワル(試作品)が飾られています。ここにも「手仕事」への愛、職人技への敬意が表現されています。
展示の一番最後は、「グランフィナーレの部屋」。ここには3つの島があり、フランスと日本を対比させながら、さまざまなメッセージを伝えています。最初の島にはノートルダム寺院と、沖縄の首里城が。どちらも2019年に火災にあった建物。この島の上には炎の3Dアニメーションが映し出されます。世界遺産を襲った心が痛む出来事を思い出すと同時に、それに屈せず立ち上がる人々の力強さみたいなものも感じられ、とても心を打たれました。こちらはモンサンミッシェルと宮島の厳島神社。海に浮かぶ世界遺産つながりですね。
【大阪・関西万博 Report④】オランダパビリオンでミッフィーに会える!“水との共生”を体験

出典:リビング大阪Web
今回は、天井付近の大きな球体が目をひく、「オランダパビリオン」をご紹介します。
このパビリオン、なんと!あの大人気キャラクター、ミッフィーに会えるんです。オランダ生まれのミッフィーが、子どもたちの目線で展示をナビゲートしてくれて、まるで絵本の世界に入り込んだような体験ができますよ。
テーマは「コモングラウンド」〜共に生きる知恵を学ぶ場所〜
オランダパビリオンのテーマは「コモングラウンド」。これは、“人々が集まり、共感し合い、学び合いながら新しい価値を生み出す基盤”という意味なんだそう。国土の約4分の1が海面より低いオランダでは、昔から“水”と共に生きるために、人々が協力して知恵を絞ってきました。その知恵や姿勢を、今、気候変動や食料問題など、さまざまな課題に直面している世界へと伝えようとしています。
中に入ってすぐ目に飛び込んでくるのが「Resonance of Unity(共鳴する一体感)」というインスタレーション。水盤の下から流れる音が波紋を起こし、美しいさざなみが広がっていく様子は、まさに“みんなで共に生きる”という、パビリオンのテーマを感じさせてくれます。
ミッフィーがナビゲート!まるで絵本の中を探検するような展示空間。
こちらのパビリオン、館内のあちこちにミッフィーが隠れています! 展示の横に、絵本のように開ける“ミニブック”が設置されていて、そこにはミッフィーのかわいいイラストとわかりやすい解説が。小さな子どもも楽しみながら、オランダについての理解を深められそうですね。
展示エリアに入る前には、一人ずつ「オーブ」と呼ばれる丸いアイテムが手渡されます。「CHARGE」と書かれた鏡にタッチすると、オレンジ色に光りだし、パビリオン内での冒険がスタート。壁のあちこちにあるLEDイルミネーションにオーブをかざすと、水の流れや色が変わる不思議な演出も。
パビリオン内にある大きな球体空間には、天井を覆いつくすようなスクリーンが。こちらでは音と光と映像が一体化した、没入型体験が用意されています。限りある資源を持続不可能な形で消費し続ける人類への問いかけや、水の力を活用した持続可能な未来への可能性を描いたダイナミックな映像に、思わず引き込まれてしまいました。映像のクライマックスでは、来館者が持っているオーブがあざやかな紫色に一斉に輝きだすという仕掛けも。同じ体験を一緒にすることで、知らない人同士でも、ふしぎな一体感が芽生えてきます。
【大阪・関西万博 Report⑭】5カ国が連携して運営するパビリオンでは、北欧グルメも味わえる

出典:リビング大阪Web
北欧パビリオンは、万博会場内のウォータープラザの目の前にあります。隣国同士である、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5か国によるパビリオンは、高さ17mの木造建築。北欧らしい温かみを感じられる建物の1階には展示エリアとショップ、屋上にはレストランがあります。
パビリオンのスタッフの制服は、トップスとバッグは日本でも人気のフィンランドのブランド「マリメッコ」。「ヴィヴァ(VIBAe)」によるものだそう。フレンドリーな感じが北欧らしいですよね。
展示空間へ。扉を開けて中に入ると、やや暗い空間。白い紙のようなものが渦を巻くように吊るされています。
北欧パビリオンでは、5カ国がそれぞれに展示を行っているのではなく、5カ国が連携して、テクノロジー、イノベーション、サスティナビリティの3つの分野での取り組みを紹介しています。ちなみに、吊るされているのは、日本のお米を使って作られたライスペーパーで、再生可能だそう。この半透明な紙に、北欧の人々の日常を映した映像や北欧の四季が映し出されます。
展示スペースには、デンマークのインテリアブランド「ボーコンセプト」のイスが置かれています。とても座り心地が良いので、座って“没入体験”をするのがおすすめです。
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