新潟の秋といえば新米! 地元誌が選ぶ、絶品おにぎり店9選

過ごしやすい気候になり、季節はすっかり秋になりました。日本一の米どころ・新潟の秋といえば、やっぱり新米! 県内では9月頃から続々と新米が収穫され、コシヒカリ、新之助、こしいぶき……と多彩な銘柄を楽しめるようになっています。

そこで、今回は新潟県内でおいしいおにぎりが味わえるお店9軒をピックアップ。どのお店も地元産のお米を使うなど仕入れにこだわっていて、そのおいしさは折り紙付き。お米、海苔、具材……シンプルだからこそこだわりを尽くした、それぞれの個性が光るおにぎりは必食です。

「新潟=米」のイメージはいわずもがなではありますが、新潟米は新潟県が選定する「新潟県推進ブランド品目」のひとつにもなっているんです。そんな新潟が全国に誇る新潟米を、おいしく、おにぎりで楽しんでみてはいかがでしょうか?

おにぎりが主役の定食でおなかいっぱいに!

【 おにぎり屋1 】握り方と具材にこだわる至高のおにぎり

〈おにぎり処 八番〉

具材があふれるほど入った「北海道産塩すじこ」(680円 ※小さめは650円)。プラス320円で「赤だし汁セット」の追加もおすすめ。

新潟土産の定番である「さけ茶漬」「たらこ茶漬」で知られる老舗〈新潟加島屋〉が手がける、自慢の具材を贅沢に使ったおにぎり専門店〈おにぎり処 八番〉。

メニューは、人気商品のおいしさを堪能できる「加島屋の味」と、ひとつのおにぎりに2つの具材が入るお得な「2種の具材」、さらに店内で仕込むにいがた和牛のしぐれ煮や肉そぼろといった本格料理を具材にした「専門店の味」の3部構成になっています。

東京で修業を積んだご主人がつくるおにぎりは、握りきらないほろほろ食感とこだわり抜いたたっぷり具材が相まって、感動のおいしさをもたらしてくれます。

ロングセラーの瓶詰・さけ茶漬のほか、和牛、卵黄しょうゆ漬けなど、多彩な味がずらりと並びます。

カウンターもあり、ひとりでも利用しやすい雰囲気。広々とした店内でゆったりと食事が楽しめます。

老舗の美味を凝縮し、とことん具材にこだわって握った少し大きめのおにぎりで、頬張った瞬間に笑顔があふれること間違いなしです。

Information

【おにぎり処 八番】

address:新潟県新潟市中央区東堀前通8番町1367 加島屋本店2F

tel:025-223-5888

access:JR新潟駅から車で約8分

営業時間:10:00~16:30(15:30L.O.)

定休日:日曜(加島屋本店に準ずる)

駐車場台数:13台 

席数:60席

【 おにぎり屋2 】風情ある古民家で楽しむ体にやさしいカスタムプレート

〈泊まれる劇場 スロウプハウス〉

おにぎり2種を選べる「スロウプハウスプレート」(1300円)。器やトレイ、箸にも地元秋葉区産の名品を使っています。

新潟市秋葉区の住宅街にたたずむ、築約100年の古民家をリノベーションした宿泊施設に併設されたカフェ〈泊まれる劇場 スロウプハウス〉。

店名を冠したスロウプハウスプレートは、おにぎり2種、体にやさしいおかず2種、食べ応え抜群のみそ汁をそれぞれ好みでカスタムして、自分だけの定食を楽しめます。

一番人気のおにぎりの具材、「ふき味噌チーズ」(250円)は、甘辛さとまろやかさがマッチした個性的な組み合わせがヤミツキになる、ここでしか味わえないオリジナリティーあふれるメニューです。

古民家ならではの風情を感じる温かい雰囲気の店内は、時間を忘れるほどの居心地の良さ。

健康に気遣った心温まるメニューと握りたてのおにぎりを楽しめるカフェ、ぜひ利用してみてくださいね。

またこちらは、宿泊利用もOK。“泊まれる劇場”をテーマに、舞踊家夫婦が手がけたノスタルジックな古民家で、1泊のんびり過ごすのもおすすめです。

Information

【泊まれる劇場 スロウプハウス】

address:新潟県新潟市秋葉区秋葉1-6-20

tel:090-8137-9023

access:JR新津駅から車で約6分

営業時間:11:00~14:00 ※土・日曜は16:00まで

*営業日はInstagram(@slopehouse.akiha)で確認を

定休日:月・火曜(変動あり) ※宿泊は休みなし

駐車場台数:9台 

席数:25席

【 おにぎり屋3 】加茂の恵みが詰まったふんわり食感の絶品おにぎり

〈おにぎり屋 かみむすび 本店〉

「かみむすび御膳」(1380円)。選べる2種のおにぎりと具だくさんの豚汁、日替わりのおばんざい2種が付いた満足感たっぷりのセット。

新潟市中心部から車で40分ほど、田上町にある〈かみむすび 本店〉。素朴な味わいのおにぎりにファンが多く、2023年のオープン以来客足が絶えることがない人気店です。

こちらでは、契約農家から仕入れた加茂七谷産コシヒカリに、加茂のみそ蔵〈小池商店〉のみそ、笹川流れの塩など、県産食材をふんだんに使ってつくるおにぎりが自慢。

新米の季節には粟ヶ岳の雪解け水で育った希少な〈清らか米〉がお目見えするので、ひと味違うおにぎりをいただくことができますよ。サイズはやや大きめですが、お米のふっくらとした食感とたっぷり入った具材であっという間に完食してしまうはずです。

お米は1回に3升ずつ、多い日には30升炊くこともあるんだとか。ガス釜で炊きあげ、よりふっくらとした食感に。

広々とした座敷は落ち着いた雰囲気で、居心地の良さも魅力。

ふんわり握りたてのおにぎりはほろほろほどける至高の食感。地産の食材をたっぷり使った豚汁やおかずと一緒にいただくのがおすすめです。

Information

【おにぎり屋 かみむすび 本店】

address:新潟県南蒲原郡田上町吉田新田甲37-1

tel:080-5880-0008

access:JR加茂駅から車で約5分

営業時間:10:00~17:00

定休日:月曜(祝日の場合は翌日)

駐車場台数:6台 

席数:14席

収穫したお米がそのままおにぎりに! 農家が営むおにぎり店

【 おにぎり屋4 】お米のプロが選び抜くシンプルながらも確かな味

〈うおぬま倉友農園 おにぎり屋〉

お店の近くでは、越後の山々が連なる南魚沼の大パノラマを望めます。豊かな自然と一緒に楽しめば、おいしさもアップ!

県内屈指の米どころとして知られる南魚沼の塩沢産コシヒカリを生産する〈うおぬま倉友農園〉直営のおにぎり専門店〈うおぬま倉友農園 おにぎり屋〉。

お米は炊く前に冷蔵庫で2時間冷やし、素材本来の甘みを最大限に引き出すというプロならではのこだわり製法。おにぎりは冷めてもおいしく、時間がたってもふっくらな仕上がりが自慢です。

かむほどにお米の甘みを感じられるこだわりのおにぎりを求めて県外から訪れるファンも多く、週末には朝から行列ができるほどの人気ぶりです。

空気を入れるように3回ほど軽く握って成形することで、ふっくらとした食感に仕上げます。

梅や鮭など、スタンダードなものを中心に、常時12種をラインアップ。

お米のプロだからこそつくれるワンランク上のおにぎりは、長旅のおともにもぴったりです。

Information

【うおぬま倉友農園 おにぎり屋】

address:新潟県南魚沼市塩沢435-1

tel:025-782-5151

access:JR塩沢駅から徒歩約15分

営業時間:9:00~17:00

定休日:第3木曜、12月31日、1月1日

駐車場台数:24台 

席数:テラス席あり

【 おにぎり屋5 】農家直送の新米を手づくりおかずと一緒に

〈にぎりめし カカシ米〉

店内では、みそ汁と小鉢が付くセットも提供。写真はおにぎり3個の「Cセット」(1150円)。

JR越後湯沢駅西口を出てすぐにある〈にぎりめし カカシ米〉では、塩沢地区にある〈髙村ファーム〉が手がけるブランド米〈カカシ米〉を使ったおにぎりを提供しています。

おにぎりに使用する具材は18種類と豊富で、できる限り地場食材・自家製にこだわり提供しています。なかでもイチオシは、同じく自社の畑で採れた特産・神楽南蛮を使ってお店で仕込む「かぐら南蛮みそ」(370円)。みその風味と、ピリッと辛いかぐら南蛮の刺激がクセになりますよ。

ご飯は食感を損なわないよう、ほぼ握らずにふっくらと仕上げるのがコツ。手間をかけて仕込んだたっぷりの具材と一緒に味わってみてください。

南魚沼産コシヒカリのブランド米〈カカシ米〉を使用。もっちりした食感とやさしい甘さが特徴です。

JR越後湯沢駅西口から徒歩1分のこちら。立地の良さも魅力のひとつです。

店内ではお米も販売しており、お土産にもぴったり。塩沢地区ならではのおいしさを持ち帰れるのもうれしいですね。

Information

【にぎりめし カカシ米】

address:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2453

tel:なし

access:JR越後湯沢駅から徒歩で約1分

営業時間:9:30〜16:00

定休日:木曜

駐車場台数:なし 

席数:8席

【 おにぎり屋6 】旅の腹ごしらえにぴったり!  

甘さ際立つ希少米が主役〈米の駅〉

店内ではおにぎりのほかにも、地元で収穫された新鮮な野菜や特産ジュースなどを販売。

十日町市にあるおにぎりのテイクアウト専門店〈米の駅〉。観光名所〈清津峡〉への道中にあり、多くの観光客が立ち寄っています。

おにぎりに使用されているのは、〈農業法人プラウ〉が手がける魚沼産コシヒカリの希少品種〈頂米〉。標高640メートルという極限の環境で丁寧に栽培され、山の水で育ったお米はつややかで豊かな甘みが特徴。地元食材を存分に生かしたたっぷり具材との組み合わせはまさに至高のおいしさです。

使用する海苔もお米に一番合うものを食べ比べて厳選するほどで、そのこだわりようがうかがえます。

清津峡渓谷トンネルから車で約20分。国道353号沿いにあるお店は、外壁に大きく書かれた店名がインパクト大。

イチオシの「卵黄の味噌漬け」(400円)や、しょうが・みょうが・神楽南蛮の醤油漬けを十日町の醸造所から仕入れておにぎりにした「ががなんばん」(350円)など、こだわりの具材も要チェック!

Information

【米の駅】

address:新潟県十日町市通り山子1013

tel:080-8053-7857

access:JR越後田沢駅から車で約4分

営業時間:11:00〜15:00

定休日:木曜

駐車場台数:4台 

席数:なし

散策の途中で立ち寄りたい! 観光スポットに併設するおにぎり店

【 おにぎり屋7 】ドライブ途中に出合える! 

素材を生かしたシンプルな味〈あがの食堂 にぎりまんま!〉

おにぎりの具材が2種好みでセレクトできる「にぎりまんま定食」(910円~)。

〈道の駅あがの〉内にある〈あがの食堂 にぎりまんま!〉では、阿賀野市の笹神地区産コシヒカリや新之助を使ったおにぎりを握りたてで提供しています。

近隣の農家、年間5~10軒のお米を月替わりで楽しめて、さらに添加物は極力使わず素材本来のおいしさを大切にしたおにぎりづくりがモットー。

看板メニューは、あがの市場から仕入れた旬の野菜を使ったサラダや、具だくさんの汁物がセットになった「にぎりまんま定食」。子どもが喜ぶポテトやゼリーが付いた「子供にぎりまんま定食」(610円~)もあり、ファミリー層からも評判です。

〈道の駅あがの〉内のフードコート「食の広場」では、おにぎりのほか、そばやうどんなど、さまざまなメニューで阿賀野市産の食材を楽しめますよ。

地元の魅力たっぷりで、のどかな田園風景と五頭山の絶景が望める道の駅あがの。ドライブがてらに立ち寄って、阿賀野市の魅力を堪能してみてくださいね。

Information

【あがの食堂 にぎりまんま!】

address:新潟県阿賀野市窪川原553-2 道の駅 あがの内

tel:0250-25-7011

access:JR京ケ瀬駅から車で約7分

営業時間:あがの市場 9:00~18:00、あがの酪農カフェ 9:00~16:00、あがのおいしい調理室 土・日曜・祝日の10:00~16:00

定休日:第2水曜

駐車場台数:140台 

席数:94席

【 おにぎり屋8 】割烹の丁寧な仕事を感じる大ボリュームのおにぎり

〈ONIGIRI STAND〉

鮭、すじこ、タラコもしくは煮卵、肉みそ、角煮が詰まった2種から選べる「三尺玉おにぎり」(700円)。

長岡市の観光スポット〈道の駅 ながおか花火館〉のフードコート内に店を構えるおにぎり専門店〈ONIGIRI STAND〉。

長岡市の割烹が手がけるこちらでは、毎朝炊きたてでつくるおにぎりと手づくりのおかずを存分に満喫できます。

なかでもおすすめは、3種の具材を詰め込んだインパクト抜群の三尺玉おにぎり。見た目はもちろん、割烹ならではの味を楽しめる卵焼きと唐揚げがついてボリュームも満点! 2パターンの具材はどちらも魅力的なので、その日の気分や好みで選んでみてください。

三尺玉おにぎりのほか、通常サイズのおにぎりも15種ほどそろいます。

おにぎりのおともには、ショウガが効いた「長岡とん汁」(350円 ※持ち帰りは不可)をどうぞ。大ボリュームのおにぎりと豚汁で、満腹になれること間違いなしです!

Information

【ONIGIRI STAND】

address:新潟県長岡市喜多町707 道の駅ながおか花火館 ながおかKitchenフードコート内

tel:0258-86-7766(ながおか花火館)

access:JR長岡駅から車で約14分

営業時間:10:30〜18:00(17:45L.O.)

定休日:施設に準ずる

駐車場台数:共有あり 

席数:共有あり

【 おにぎり屋9 】地元の名水で炊き上げる魚沼のお米に舌鼓

〈にぎりめし てっぺん〉

ほかにはない珍しい具材のラインナップも魅力。なかでも「おぼろ昆布」(340円)は、北海道産の良質なおぼろ昆布と昆布の佃煮を使ったワンランク上の味わい。

酒蔵やカフェなどが点在する観光施設〈魚沼の里〉内にある〈にぎりめし てっぺん〉。

こちらでは魚沼産コシヒカリを地元の名水〈雷電様の水〉で炊きあげたお米を使って握るおにぎりを提供しています。ふっくらとした仕上がりで口の中でやさしくほぐれるのが特徴で、常時20種類以上がそろう個性豊かなラインナップも評判です。

古民家風の店内はつい長居してしまうほど居心地のいい空間。窓からは南魚沼の里山の風景を望めるので、おいしいおにぎりと絶景を堪能できます。

魚沼のおいしさがたっぷり詰まったこだわりのおにぎりは、季節限定の具材もあるので、食で四季を感じられるのもうれしいですね。

Information

【にぎりめし てっぺん】

address:新潟県南魚沼市長森415-23 魚沼の里内

tel:025-775-2800

access:JR五日町駅から車で約7分

営業時間:10:00~17:00 

定休日:第2・4火曜 ※12~3月は毎週火曜

駐車場台数:なし 

席数:15席

手軽に味わえる“新潟の豊かさ”を旅のおともに

いかがでしたか? 新潟米はもちろん、具材も新潟らしいものが多いので、ひと口で新潟を満喫できること間違いなしです。おでかけの合間に、帰りの新幹線のおともに、手軽に味わえるおにぎりをぜひお試しくださいね。

credit edit:Komachi編集部