道路の通行止め、看板の予想外な指示にギョッとした 「時代が変わった」とドライバー驚愕
移動中、常に気になるのはリアルタイムでの交通、そして運行情報。家を出る直前は何も無かった…と安心しても、移動中に足止めを食ってしまうケースは珍しくない。
さてX上では、とある道路にて実施されている情報発信の方法を受けて「時代が変わった」と、驚きの声が上がっているのだ。
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■道路のゲートで妙な看板を発見
今回注目したいのは、Xユーザー・ねこやなぎさんが投稿した「通行止め実施時はWi-Fiを起動してください」という内容のポスト。
この文章だけではピンと来なかった人も多いと思うが、ポストに添えられた写真を見ると、そこにはポスト本文と同じ内容が記された看板の様子が。
看板には、お馴染みのWi-Fiマークと「情報配信中」という表記が確認できた。
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■「時代を感じる」と称賛の声

「通行止め実施時はWi-Fiを起動してください」看板(佐田坂)
画像提供:ねこやなぎさんこちらの施策は多くの人々の注目を集めており、Xユーザーからは「道路がWi-Fiを飛ばす時代なのか…」「ラジオでなくWi-Fiとは時代を感じますね」「そうか、逆にカーラジオが無い場合があり得るのか」「これすごいね、スマホなら誰でも持ってるだろうし」といった具合に、驚きと称賛の声が多数上がっていた。
一方で、「Wi-Fiに繋いだ後でどうするの?」など、疑問の声も少なからず寄せられている。
そこで今回は、当該エリアの道路を管理する中部地方整備局「紀勢国道事務所」(三重県)に、詳しい話を聞いてみることに。すると、驚きの舞台裏が明らかになったのだ。
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■管理者は「5年前より導入」

規制情報(基本)、雨量情報、紀勢自動車道規制情報
画像提供:紀勢国道事務所現地の専用Wi-Fiに接続した際の挙動について、国道事務所の担当者は「規制情報(基本)、雨量情報、紀勢自動車道規制情報の3画面の情報が確認できるようになります」と、説明する(記事内の画像はデモ画面)。
導入時期については、2020年度より「弓山」、翌21年度より「荷坂」「佐田坂」のゲート付近に設置したことが判明。

「通行止め実施時はWi-Fiを起動してください」看板(佐田坂)
画像提供:ねこやなぎさん配信の方法については「これらの情報は、紀勢国道事務所において規制情報を登録することで、現地の専用Wi-Fiに反映されるシステムになっています」と、説明していた。
なお当然だが、専用Wi-Fiは常時接続できるワケではなく、大雨で通行が不可能な規制時のみ接続可能である。
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■導入前の運用が過酷すぎる…
導入の経緯について、国道事務所の担当者は「専用Wi-Fiの導入は、遠隔操作が可能な遮断機を導入したことにより設置したものです」と、説明している。
導入前の対応については「当事務所管轄内の事前雨量規制区間には、従来は手動の遮断機が設置してありました。雨量規制による通行止めを行う際には、この手動遮断機操作および、一般利用者に対しての説明のため、それぞれの遮断機箇所に4名が常駐していました」と、振り返っている。
つまり、これまでは職員たちが大雨に打たれながら体を張り、道路の規制状況について逐一説明していたのだ。こうした時代に沿った対応策が今後、全国で見られるようになるかもしれない?
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所に太いパイプを持つ。
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