トランプ氏「クリミアはロシアにとどまる」米誌に 領土保全尊重せず

2025年4月25日、ローマ近郊へ向かう大統領専用機内で記者団に話すトランプ米大統領=ロイター

 トランプ米大統領は25日に報じられた米タイム誌のインタビューで、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島について「ロシアにとどまる」と述べた。トランプ氏はウクライナの領土保全を尊重しない発言を続けている。

2025年4月25日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀に参列するため、ローマ近郊に到着したトランプ米大統領(右)と妻のメラニアさん=ロイター

 インタビューは22日にホワイトハウスで行われた。トランプ氏は「クリミアはロシアに渡った。オバマが手渡したもので私ではない」「私が大統領であればクリミアは奪われなかった」と強調。その上で「クリミアはロシアにとどまる。(ウクライナの)ゼレンスキー(大統領)もそれを理解しているし、誰もがそれが長い間ロシアの下にあったことを理解している。トランプが現れるずっと前からだ」などと語った。

 また、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への加盟についても、「加盟することは決してないだろう」と言及。「戦争が始まったのは、彼らがNATO加盟について話し始めた時だ。その話題が持ち上がらなければ、戦争は始まらなかった可能性がずっと高かっただろう」という持論を展開した。