中国広東省の製造業企業、ハイテク製品でブルーオーシャン創造

産業用ロボット製造企業で輸出企業調査を行う広東省黄埔税関の職員。(3月19日撮影、広州=新華社配信)
【新華社広州4月26日】中国最大の経済規模を有する広東省では現在、製造業が汎用人工知能(AGI)のサポートを受け、より国際市場のニーズに適合したハイテク新製品を絶えず開発し、貿易の新たなブルーオーシャンを創造している。
松霊機器人(東莞)の生産パークでは、位置特定、ナビゲーション、障害物回避など基本機能を備えたロボットが障害物の中を自由に移動している。同社の陳鵬(ちん・ほう)最高マーケティング責任者(CMO)は、シャーシにロボットアーム、センサーなどの機器を配置するだけで、衣類の折り畳みから生産ラインの作業まで、スマート化、パーソナライズされた各種ニーズに対応できると説明した。
陳氏によると、同社では主に北米地域、アジア太平洋地域、欧州各国に顧客を持ち、今年の注文は前年同期比約30%増加となっており、今年の海外輸出に非常に自信を持っているという。

産業用ロボット製造企業で輸出企業調査を行う広東省黄埔税関の職員。(3月19日撮影、広州=新華社配信)
同社は、セキュリティー検査、農業、物流などに関連する分野のアプリケーションを含む特定のロボットアプリケーション・ソリューションを世界中で累計3千件以上実施している。
現在、同省東莞市にはロボット製造企業が4700社近くある。ここ数年、同市製造業のスマート化転換が深く進むのに伴い、産業用ロボット産業は絶えず成長し、製品は国際市場で頭角を現している。

産業用ロボット製造企業で輸出企業調査を行う広東省黄埔税関の職員。(3月19日撮影、広州=新華社配信)
同省の黄埔税関に所属する東莞税関の邢暘(けい・よう)副税関長は、東莞市の産業用ロボット輸出製品は多種多様で、溶接ロボット、搬送ロボット、組み立てロボットなどさまざまな産業応用シナリオをカバーしていると説明した。今年1~2月、同市の産業用ロボット輸出額は前年同期比99%増の5400万元(1元=約19円)余りとなった。
AGIのサポートで、同省の家具製造業など従来型産業も技術更新を加速している。東莞市の慕思健康睡眠の蔣勇(しょう・ゆう)海外業務部のマーケティングディレクターは主力製品のAIスマートマットレスについて、数種類のセンサーとスマートシステムが内蔵されており、ユーザーの体型、睡眠姿勢などに応じて自動調整して体をより良く支えることができると説明。今年、同社の輸出額は前年同期比10%増加しているという。
邢氏によると、同市には現在、家具輸出企業が900社以上あり、1~2月の家具輸出額は33億7千万元に達し、北米、欧州など135の国・地域に販売されているという。(記者/壮錦)