【整体プロが指南】老け込みやすい体質とは? 一生役立つ「たった1つの習慣」

「整体や鍼灸の技を“自分で”できる」――それが、話題のセルフケアメソッド「自力整体」です。

全国で約1万5000人が実践しており、「ぐっすり眠れた!」「長年の痛みが軽くなった!」「気づいたら体型まで変わった!」といった声が続々。

このたび発売された新刊『すっきり自力整体』では、体内にたまった老廃物をすっきり流し、痛みや不調を根本からリセットする方法を紹介しています。

著者の矢上真理恵さんは、「不調の多くは自力整体で“めぐり”を整えることで改善できる」と語ります。

実際に矢上さん自身も、自力整体で体を立て直し、40代目前で自然妊娠・安産を経験したひとり。

本稿では、『すっきり自力整体』から、体のめぐりを整えるワークを抜粋してお届けします。

監修:矢上 裕(矢上予防医学研究所所長/自力整体考案者/鍼灸師・整体治療家)

写真:榊智朗 構成:依田則子

老け込みサインでわかる体質とは?, 「腎経(じんけい)」をほぐすと気血の流れが改善, 1日数分でできる! 「開脚座」のススメ, 驚くほどめぐりが良くなる! 「開脚座」のワーク

老け込みサインでわかる体質とは?

「最近、なんだか老け込んだ気がする」「朝起きても疲れが取れない」――そんなサインが出ていたら要注意。

 その不調、じつは“めぐり”の悪さによる老廃物の滞りかもしれません。

 まずは、次の7つのチェックであなたの体質を見てみましょう。

 □ 髪が抜けやすい、白髪が増えた

 □ 足腰が重だるい、すぐ疲れる

 □ 夜中にトイレで目が覚める

 □ 関節や筋肉が硬くなった

 □ 耳鳴りや聞こえにくさがある

 □ もの忘れが増えた

 □ 精力低下が気になる

 3つ以上当てはまった人は、東洋医学でいう「腎(じん)の体質」に傾いているサイン。

「腎経(じんけい)」をほぐすと気血の流れが改善

 腎が弱るとエネルギーが低下し、老化のスピードが早まるといわれています。

 白髪・脱毛・骨粗しょう症・腰痛・耳鳴り・便秘なども腎の弱り

 その背景には、冷え、運動不足、ストレス、加齢など。

 年齢を重ねるほど、「腎の体質」に傾きやすくなるのです。

 この体質の人は、老化に関係する「腎経」という経絡の滞りが見られます。

 腎経をほぐすと気血の流れが改善し、体調や元気が回復します。

 経絡とは、気血の通り道です(図は後半で紹介)。

1日数分でできる! 「開脚座」のススメ

 そこでおすすめなのが、腎経をほぐす「開脚座」のワーク(方法は後半で紹介)。

 老化に関わる腎経と、老廃物を排泄する膀胱経を同時にゆるめ、滞りを一掃

 続けるうちに体がぽかぽか温まり、全身のめぐりがどんどん良くなっていきます

 毎日の習慣として、ぜひ取り入れてみてください。

 さらに、日常生活で次のポイントを意識すると効果が高まります。

 ・体を冷やさない

 ・足腰をしっかり動かす

 ・黒豆や黒ごまなど“黒い食材”をとる

 ・自然(土)に触れる

 腎を養い、年齢に負けないめぐる体へ――。今日から、自分で整える一歩を始めてみませんか?

驚くほどめぐりが良くなる! 「開脚座」のワーク

 画像を見ながらおこないましょう(※画像は書籍『すっきり自力整体』より抜粋)。

老け込みサインでわかる体質とは?, 「腎経(じんけい)」をほぐすと気血の流れが改善, 1日数分でできる! 「開脚座」のススメ, 驚くほどめぐりが良くなる! 「開脚座」のワーク

 ◎「開脚座」のワーク

【手順1】

 ◆開脚座になり腰をぐーっと伸ばし腰を軽く前後にしばらくゆする

 両手はももの付け根

 ※体が硬い人は両手を後ろの床についたり、壁に背中をつけておこなう

【手順2】

 ◆最後に、ひざのお皿を両手でぐーっと押し下げる

 POINT:肛門を後ろ側へ向ける意識でおこなうと、骨盤をおこしやすい

 時間に余裕のある方は、書籍『すっきり自力整体』で紹介している動画でわかる「20分ショートレッスン」も役立ちます。

『すっきり自力整体』では、このほかにも整体プロの技法を応用したデトックスメソッドを多数掲載。老廃物の排出、コリや痛みの緩和、不定愁訴やゆがみの解消まで、自分でできる整体の実践法を紹介しています(★54分の動画付き)。

矢上 真理恵(やがみ・まりえ)

矢上予防医学研究所代表取締役

1984年、兵庫県生まれ。高校卒業後単身渡米、芸術大学プラット・インスティテュートで衣装デザインを学び、ニューヨークにて独立。成功を夢見て、徹夜は当たり前、寝るのはソファの上といった多忙な生活を続けた結果、心身のバランスをくずし動けなくなる。そのとき、父・矢上裕が考案し約1万5000名が実践している「自力整体」を本格的に学び、心身の健康を取り戻し、その魅力を再発見。その後、自力整体ナビゲーターとして、カナダ、ヨーロッパ各地、イスラエルにて、クラスとワークショップを開催。さらに英国の名門セントラル・セント・マーチンズ大学院で「身体」をより体系的に学び、2019年に帰国。現在、国内外の人たちに自力整体を伝えながら、女性のための予防医学をライフワークにしている。著書に、『すごい自力整体』『すぐできる自力整体』(ダイヤモンド社)がある。

自力整体オフィシャルウェブサイト

https://www.jirikiseitai.jp/

監修者:矢上 裕(やがみ・ゆう)

矢上予防医学研究所設立者、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家

1953年、鹿児島県生まれ。関西学院大学在学中の2年生のとき、予防医学の重要性に目覚め、東洋医学を学ぶため大学を中退。鍼灸師・整体治療家として活躍するかたわら、効果の高い施術を自分でできるように研究・改良を重ね「自力整体」を完成。兵庫県西宮市で教室を開講、書籍の出版やメディア出演などで注目され、全国から不調を抱える人々が続々と訪れるようになる。現在約400名の指導者のもと、約1万5000名が学んでいる。著書に『自力整体の真髄』『はじめての自力整体』『100歳でも痛くない 痛みが消える自力整体』(ともに新星出版社)など多数。自力整体の書籍は累計32冊、総発行部数は77万部を超える。遠隔地の人のために、オンライン授業と通信教育もおこなう。

※自力整体は矢上裕の登録商標です。