本格的な味を楽しむために知っておきたい パスタの種類をご紹介【プロに学ぶ】
手の込んだものを食べたいときにも、ちょっと楽をしたいときも、ランチもディナーもワインの友にも、基本にして究極の家ご飯がパスタ。本格的な味を楽しむために、プロがおすすめるパスタの種類を覚えておきましょう。
教える人 ファビオさん

YouTubeチャンネルでパスタや肉料理のレシピを発信するイタリア料理人。丁寧な教え方と優しい語りで登録者数が100万人を超える人気。
ロングパスタ
ロングパスタはさまざまな太さがあり、ゆで時間もいろいろ。細麺は軽やかなソースや冷製に、食べごたえがある太麺はクリームやラグーなど味のしっかりしたソースがおすすめ。

左:スパゲッティーニ 日本で人気の高いパスタ。直径約1.6㎜の麺でほどよい食感が楽しめ、どんなソースにも寄り添う万能選手だ。イタリアでは魚介のラグーや、サラダパスタなどで食べられている。 中:スパゲッティ パスタ名はひもを意味する“スパゴ”が由来。直径約1.9㎜の太麺で食べごたえがあり、イタリアでは中部から南部で好まれている。カルボナーラやアマトリチャーナなどと好相性。 右:リングイネ 断面が楕円形のパスタで、北イタリアのリグーリア州ではジェノベーゼで、ナポリではボンゴレのパスタとして使われる。パスタ名はイタリア語の小さい舌を意味する言葉が由来。

タリアテッレ 卵入りの平打ち麺で、もちっとした食感が特徴。北イタリアのエミリア・ロマーニャ州ではボロネーゼ(肉の煮込み)で和えるのが定番。チーズなど旨み食材と相性がいい。
ショートパスタ
イタリアではロングパスタより主流のショートパスタ。生地に厚みがあるので、より小麦の風味ともちっとした食感が楽しめる。パスタ料理のほかにサラダやスープに加えても。

ファルファッレ パスタ名は、イタリア語で蝶の意味。愛らしい形から現地では子どもに人気とか。ショートパスタのなかでは柔らかな食感で、チーズやクリーム系のソースとよく合う。

ペンネ しっかりした歯ごたえと小麦の甘さが特徴で、辛いソースとの相性が抜群。ペンネといえばアラビアータ(辛いトマトソース)が定番で、ローマのあるラツィオ州の伝統パスタ。

リガトーニ 直径1〜2㎝の筒状で、表面に細い線の入った肉厚のパスタ。表面だけでなく筒の中にもソースがからみ、ボリュームのある一皿に。トマトや肉系の濃厚なソースと好相性。

フジッリ イタリア人が日常でよく使うパスタ。らせん状の形状でソースにからみやすく、食べごたえもしっかりある。クリームや肉系など、濃厚なソースに。サラダにもおすすめ。

サライ10月号特集は『「家パスタ」の(新)ルール』
撮影/木村 拓