新年の一般参賀【皇后雅子さまと愛子さま】美しきリンクコーデと昨年からの変化

新年おめでとうございます。今年もロイヤルの方々を中心に、学びとなる素敵なファッションをお伝えできるよう精進しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今年の仕事始めから初となるコラムは、やはり日本の皇室の伝統行事、新年一般参賀にフォーカスいたしました。

お天気にも恵まれた1月2日、皇居宮殿の長和殿ベランダに5回にわたり、天皇・皇后両陛下をはじめとする14方の皇族の皆さまがお出ましになりました。

秋篠宮家の長男、悠仁さまが初めて出席されたことでも注目が集まった今年の一般参賀ですが、私が注目したのは、やはり天皇ご一家スタイルでした。なかでも、皇后雅子さまと愛子さまの絶妙にリンクしたローブモンタント姿。

やはりというべきか、昨年とは異なるテイストで揃えていらしたお二方の装いに、一年の変化を、勝手ながら感じた次第です。

皆さんもご存知のように、昨年ご活躍が顕著だった愛子さまの成長に合わせて選ばれたと思しき、皇后雅子さまと愛子さまの今年の装いを勝手ながら解説させていただきます。

まずは、天皇・皇后両陛下の装いからご紹介します。

 

皇后雅子さまの礼装スタイル

新年の一般参賀【皇后雅子さまと愛子さま】美しきリンクコーデと昨年からの変化

写真/JMPA
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「本年が皆さんにとって穏やかで良い年となるよう願っております」と、国民に向け、お言葉を述べられた天皇陛下の装いは、昼の礼装であるモーニングコートにシルバーグレーのタイとベストという基本スタイル。光沢のグラデーションで違いをつけたグレーのカラーコーデの妙に加え、天皇陛下のグレーヘアとも相性のよいノーブルな装いにうっとり致します。

お隣の皇后雅子さまも、天皇陛下のグレーに上品に馴染む、ブルーのローブモンタントを選ばれました。晴れの日にふさわしい爽やかなブルーに、陛下同様、上質素材の光沢による華やかさもあり。スタンドオフカラーの襟に袖口やウエストにティアードのデザインが施された、シンプルながらモダンで洗練されたドレスが、とても素敵です。

胸元のブローチ、イヤリングとともにジュエリーはパール。イヤリングが、スタッズ型ではなく揺れるドロップ型で、新春にふさわしく華やかなものを選ばれています。

一見プレーンに見えながらも、素材や一つ一つのディテールに、皇后雅子さまらしさとこだわりが感じられます。ミニマルなデザインであればあるほど、スタイリッシュな印象になるのが皇后雅子さま、と不躾ながらスタイリスト視点で思っておりますが、私の中でこちらはベストドレスの1つに加わりました。

では、続いて愛子さまの装いです。

 

愛子さまのローブモンタント

写真/JMPA

今年で3度目の新年一般参賀となった愛子さまは、ミントグリーンのローブモンタントをお召しになりました。同じ色ではありませんが、寒色系と、やはりこの日も皇后雅子さまと仲良く似たお色で合わされていました。襟のデザインも、愛子さまのドレスはマオカラーと、お二人ともスタンドカラーの一種で、これも共通といえますね。

また、正面から見た場合のシンプルでミニマルなデザインやシルエットもとても似ているほか、パールが施されたブローチやイヤリングというのも、もちろん同じです。

しかしながら、愛子さまのイヤリングは、粒のサイズが異なるパールが縦に並んだ若々しくかわいいデザインと、ジュエリーには明確に親子としての違いがあらわれます。