料理家・栗原はるみ「体ぽかぽかレシピ」で寒い冬も更年期も健やかに

「なんだか冷える」「やる気が出ない」「寝つきが悪い」……女性ホルモンの揺らぎによって、更年期は心身の不調を感じやすくなります。

特に“冷え”は、血行不良をまねき、さまざまな症状を悪化させる大きな原因の一つ。

料理家・栗原はるみさんは、78歳にしていつも元気。その秘訣は、「体を冷やさないこと」。

冷たいものはほとんど飲まず、疲れていると感じたらなるべく温かい料理を食べることを心がけているそう。

今回は雑誌『栗原はるみ』最新号にも掲載されている、更年期症状に悩む人にもおすすめしたい、「心と体の温めかた」をご紹介します。

料理家・栗原はるみ「体ぽかぽかレシピ」で寒い冬も更年期も健やかに

雑誌『栗原はるみ』創刊11号

栗原さんの飲み物は、夏でもホット!

 

北風に当たると手先が凍ったように冷え、かと思えば、暖房の効いた電車の中では汗だく。絶賛更年期である筆者はこのところ、冷えたりほてったりを繰り返しており、なんとも不安定です。

撮影では、いつも栗原さんがスタッフにお茶をふるまってくれるのですが、先日、アイスコーヒー(Lサイズ)をお願いすると、「よくこんな寒い日に冷たいものをたくさん飲めますね」とびっくりされてしまいました。

栗原さんのスタジオは日当たりが最高で、真冬でもぽかぽかなのです。

そういえば、真夏でも栗原さんがアイスコーヒーを飲んでいるところをほとんど見たことがありません。

いつも温かい紅茶か、ハーブティー、ほうじ茶。コーヒーなら、ホットのカフェラテ。お酒の席では、白ワインやレモンサワーも飲みますが、焼酎のお湯割りも大好き。

聞けば、若いころから意識して温かいものをとるようにしてきたそうです。更年期といわれる年齢でも、ずっと変わらず元気そのものだったとか。

そうか、栗原さんにはこんな症状はなかったのか……うーん、うらやましい。今からなんとか体質改善がしたい!

 

スープやあんかけ、しょうがで体を温める

 

雑誌『栗原はるみ』最新号では、「体をいたわる、健康レシピ」特集で、“心と体を温めるレシピ”を紹介しています。

根菜を使った熱々のスープ、辛み鍋、あんかけなどがラインナップ。これらはすべて栗原さんの大好物であり、「熱々を食べて!」は口ぐせの一つです。

特に、栗原さんレシピのあんかけは、本当においしい。きめ細かく、とろっとして、いつまでも熱々。とじこめただしの香りもずっと続きます。

レシピでは本くず粉が使われていますが、くず粉の原料は、葛(くず)の根。「葛根湯」の主薬の一つとして知られ、体を温めて血行を良くする作用があると言われています。

保温効果がとても高く、舌触りもなめらか。上品なとろみがつくくず粉で作るあんかけを、ぜひ試してみてください。

さらに特集では、体を温める食材の代表格・しょうがもフィーチャー。

しょうがで作る2種類の調味料と、その活用レシピは、メインのおかずから副菜、ご飯もの、デザートまでバラエティ豊かです。

こまめにとるしょうがは、薬に頼らずに健康を維持するための強い味方。せっせと食べて、冬をのりきりたいものです。

 
 

冷えを解消して、気分も明るく!

緊張したり、不安を感じると、指先に冷えを感じます。逆に、誰かと大笑いしたり、何かに感動したりすると、体はぽかぽか温かい。体の温度は、感情と直結しています。

栗原さんは、「キッチンに立つと心が穏やかになる」とも語っています。料理は、食べるだけでなく、誰かのことを思って作る工程が、心身を温めてくれるのです。

 

雑誌のレシピで心身ともに温めて、めぐり良く。

この冬は、根本的に冷えを改善して、更年期の辛い症状を軽減させることが目標。新しい年も、健やかな体で過ごせるように、意識したいと思います。

構成/栗原はるみ編集部