愛猫は飼い主さんのそばで寝る? 飼い主さん1885人に聞いてわかったこと

小野寺先生「ある意味猫らしい結果です」, 小野寺先生「基本的には飼い主さんの近くが好きなのでしょう」, Q. 愛猫の激しいかまってアピールには、どう対応すべきでしょうか?, Q. 猫は飼い主さんの言葉をどれくらいわかっていますか?

10年以上続く人気企画「ニャ論調査」。今年は読者から「ほかの猫飼いさんに聞いてみたいこと」を募り、集まった質問項目で飼い主さん1885人にアンケートを実施(※)。数ある質問のなかから、今回は「猫との関係性」に関する回答結果をご紹介します。帝京科学大学講師の小野寺温先生に、結果から読み取れることを考察・解説していただきました。

※「ねこのきもち作り隊」182名と「ねこのきもちアプリ」1703名からとったアンケート結果を集計。複数飼いの場合は、1匹を選択して回答。(回答していただいた飼い主さんの愛猫の年齢:0~1才 15%、2~7才 52%、8~13才 22%、14才以上 11%)

複数飼いの猫同士の仲は?

小野寺先生「ある意味猫らしい結果です」, 小野寺先生「基本的には飼い主さんの近くが好きなのでしょう」, Q. 愛猫の激しいかまってアピールには、どう対応すべきでしょうか?, Q. 猫は飼い主さんの言葉をどれくらいわかっていますか?

愛猫は飼い主さんのそばで寝る? 飼い主さん1885人に聞いてわかったこと

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

まずは、猫同士の関係性に関する質問。回答結果は以下のとおりです。

Q. (複数飼いの場合)猫同士の仲はいいですか?

・とても仲がいい:17%

基本的には仲よしだが、たまにバトルもある:47%

・よくもなく悪くもなく、微妙な距離感:30%

・仲がよくなく、ケンカをしてしまう:6%

小野寺先生「ある意味猫らしい結果です」

本来猫は単独行動をし、ほかの猫とはあまりケンカをしない生き物。生活圏内にほかの猫がいる場合、適度な距離感を保つのはある意味当然なのです。それでも時折バトルに発展するのは、居場所や飼い主さんとの時間を取り合っていると考えられます。本当に仲が悪ければ会うたびに本気のケンカをするはずなので、たまにバトルするのは見守るくらいでいいでしょう。

愛猫は飼い主さんの膝に乗ったり、そばで寝たりする?

小野寺先生「ある意味猫らしい結果です」, 小野寺先生「基本的には飼い主さんの近くが好きなのでしょう」, Q. 愛猫の激しいかまってアピールには、どう対応すべきでしょうか?, Q. 猫は飼い主さんの言葉をどれくらいわかっていますか?

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

続いては、飼い主さんとのコミュニケーションに関する2つの質問。回答結果は以下のとおりです。

Q. 愛猫は、飼い主さんの膝の上にのりますか?

のる:58%

・のらない:42%

Q. 愛猫は飼い主さんのそばで寝ますか?

・布団に入ってきて一緒に寝る:30%

同じ寝室で、近くで寝る:51%

・あまり近くでは寝ない:19%

小野寺先生「基本的には飼い主さんの近くが好きなのでしょう」

膝のり猫が6割ほど、さらに飼い主さんの近くで寝る猫は8割強でした。本来警戒心の強い猫ですが、このような結果になったのは、猫自身が「飼い主さんのそばは安心」と認識しているからでしょう。愛猫に膝にのってもらうのは多くの飼い主さんが夢見ることだと思いますが、性質的な理由で苦手なコも。できなくても、決して愛猫に嫌われているわけではありません。

猫との関係性にまつわるQ&A

小野寺先生「ある意味猫らしい結果です」, 小野寺先生「基本的には飼い主さんの近くが好きなのでしょう」, Q. 愛猫の激しいかまってアピールには、どう対応すべきでしょうか?, Q. 猫は飼い主さんの言葉をどれくらいわかっていますか?

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

最後に、猫との関係性に関する悩みや素朴な疑問に、小野寺先生が答えてくださいました。

Q. 愛猫の激しいかまってアピールには、どう対応すべきでしょうか?

A. 先回りして対応するか、あえて反応しないという手も。

アピールしてくるタイミングに傾向があるのなら、先回りして遊びやスキンシップを取り入れて、アピールされる前に要望を叶えてあげると効果的。難しい場合はアピールには反応しないことを徹底し、おとなしくなってからかまってあげましょう。「待っていたほうがかまってもらえる」と理解し、激しいアピールが収まる可能性があります。

Q. 猫は飼い主さんの言葉をどれくらいわかっていますか?

A. 短い単語なら数十語は理解しているというデータも。

近年の研究で、猫は自分の名前を認識しているということがわかっています。また「ゴハン」「おやつ」などの言葉に愛猫が反応するという方も多いと思いますが、そうした短い単語であれば、数十語程度は理解できているそうです。さらには、声の主が飼い主さんかどうかも判別できている、という研究結果もあります。

猫と飼い主さんの関係性について、今の状況が垣間見えました。今後はどのように変わっていくのか、長い目で見守りたいですね。

お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)

参考/「ねこのきもち」2026年1月号『読者の「聞きたいこと」に飼い主さん1885人が答える!ニャ論調査2026』

文/柏田ゆき

※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。

※記事と写真に関連性がない場合もあります。

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