家がキレイな人の「置きっぱなし」を防ぐ小さな習慣。家族が片付けてくれない問題も解決
家族みんなで無理なく「きれいな家」を保つ、片付けのコツを紹介します。夫と子ども2人との4人家族で、ミニマルな暮らしをする整理収納アドバイザー・Nozomiさんのケースです。ここでは、Nozomiさんが実践している「家族のもので悩まない」片付けルールの決め方について語ります。

家族と協力して家をきれいに保つコツとは?
【実際の写真】すっきり片付いたNozomiさん宅のリビング
家族が片付けない理由を考える

私のインスタグラムのフォロワーさんからよくいただくのが、「自分は片付けているのに家族が片付けてくれない」というお悩みです。その原因は、自分は片付けやすくても、家族にとってはそうではない環境になっている可能性が考えられます。
どこに戻せばいいのかわかりにくい、手間が多い、片付ける場所が遠い…こうした小さなハードルが積み重なると、自然と出しっぱなしが増えてしまいます。
わが家の場合も、私と夫では持ちものの量も考え方も違います。だからこそ、どちらかに合わせるのではなく、家族全員が無理なく続けられる形を意識してルールを整えてきました。
ルール1:専用スペースを分けて管理する

まず意識しているのが、家族それぞれの専用スペースをつくること。夫個人の持ちものは寝室のクローゼット、キッチンの引き出し、洗面所の棚に。子どもたちのものはリビングクローゼットに収めてもらっています。
個人のものが混ざらないようにするだけで、戻す場所が明確になり、片付けのハードルがぐっと下がります。
また、リビングはあくまで共有スペースと決めているため、個人のものは使い終わったらその都度リセット。置きっぱなしにしないことを家族の共通ルールにしています。
ごくごくシンプルな「戻す場所を決める」ということが、家族みんなにとっての続けやすさにつながることを実感しています。
ルール2:自分の範囲は徹底的に整える

家族の片付けに悩むときほど、まず自分が片付けられる範囲を徹底的に整えることを大切にしています。自分のスペースが整っていると、家全体の空気が変わり、家族の意識にも少しずつ影響が出てくることも。
わが家は、夫自らが片付けようという意識をもつまでに5年以上かかりました。夫は服や靴は少ないけれど、それ以外のものはため込みがちなタイプ。だからこそ、ものが少ない私と、ものが多い夫のどちらもストレスを感じないようなルールを探りながら暮らしてきました。
すぐに変わらなくても、少しずつ整えていくことが結果的にいちばんの近道だと感じています。
ルール3:家族で話し合いながら調整する

家がキレイな人の「置きっぱなし」を防ぐ小さな習慣。家族が片付けてくれない問題も解決
一度決めたルールが、家族のだれかの負担になってしまうこともあります。そんなときは、その都度話し合いながら、自分たちに合う方法へ調整していくようにしています。わが家の今のルールも、試行錯誤を重ねてたどり着いたものです。
大切なのは、だれかががまんする形ではなく、家族全員が心地よく過ごせるバランスを見つけることだと思います。家族のものに悩んでいる方にとって、どれかひとつでも参考になる点があればうれしいです。完璧を目指さなくても、少しずつ整えていくだけで、暮らしは確実にラクになっていきます。