ウィリアム皇太子とヘンリー王子、唯一の共通点とは?元執事が明かす
現在、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の関係は、決して良好とは言えない。しかし、この兄弟には少なくとも一つの共通点があるようだ。元王室執事によれば、2人は10代の頃に同じ趣味を持っていたようで、それは今もなお、気分転換の方法として役立っているという。その趣味とは車の運転、つまりドライブだ。
国王夫妻や両王子の執事を務めたグラント・ハロルド氏は「ウィリアムとヘンリーは、特に車で出かけるのが大好きだったと記憶している」と当時を振り返る。「ロイヤルファミリーは皆、自ら運転することを心から楽しんでいるように見えた」。

アウディ A3を運転する若きヘンリー王子。 Antony Jones/Brendan Bierne
すべてが事前にプランニングされ、決まったしきたりのもと、過密なスケジュールをこなすロイヤルメンバーの生活において、ドライブは「ひとときの日常と自由をもたらしてくれるもの」だとハロルド氏は分析する。「彼らの日常に自由はほとんどない。だが運転している間は、自分で全てをコントロールし、主導権を握ることができる」
また、王室の邸宅の多くが広大な敷地に囲まれ、人里離れた田舎に位置しているという物理的な事情もある。「彼らの住まいの多くは非常に孤立した場所にあるため、車がなければどこへも行けないという必然性もあった」

Max Mumby/Indigo

2022年のインヴィクタス・ゲームズに参加したヘンリー王子。 Samir Hussein
2007年から2011年まで王室に仕えたハロルド氏は、王子たちが最初に所有した車についても回想している。それは、ロイヤルという言葉から連想されるものとは少し趣が異なっていたという。
「今のウィリアム皇太子はもちろん立派な車を所有しているが、昔はちょっと面白い小さなフォルクスワーゲンに乗っていたのを覚えている。面白いといっても、もちろん素晴らしい車だった。ただ、未来の国王が当時の一般的な若者が乗るような、こじんまりとした車で走り回っているのは、少し不思議な光景にも見えた。一時期はフォードのフォーカスにも乗っていたし、ヘンリー王子はスマートを所有していた」

フォード フォーカスを運転する若きウィリアム王子(当時)。 Tim Graham
さらに、初めて運転免許を取得するプロセスも、一般家庭と驚くほど似通っていたという。「この点に関しては、ロイヤルメンバーも私たちと同じだ。地元のプロの教官と親が指導にあたる。もちろん教官は厳重な身元調査を受ける必要があるが、それ以外は一般の人々と変わらない。王室は調査の手間を省くため、こうした要件には同じ人物を起用し続ける傾向がある。そのため、ウィリアムやヘンリー、ザラ、ピーター、そしておそらくベアトリスとユージェニーも、同じ教官から学んだ可能性が高い」

愛車のアストンマーティンに乗るチャールズ国王。 Max Mumby/Indigo
車の運転を愛する習慣は、父チャールズ国王から受け継がれたもののようだ。「国王もしばしば、お抱え運転手に任せるより自らハンドルを握ることを好まれた。公式行事であれば公用車を使うが、それ以外はどこへ行くにも自分で運転して出かけていた」とハロルド氏は結んでいる。
Translation: Harper's BAZAAR JP From Good House Keeping
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