「防空はもう死んだ」A-10投入が暴いたイランの致命的弱点

「ウォートホッグ」A-10、イランの空で再び脚光

引用:米国空軍

米防総省がA-10攻撃機の戦力を中東地域に倍増する方針だと明らかになり、関心を集めている。1日(現地時間)、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、防総省が、すでに中東で作戦中の約12機のA-10に加え、さらに18機を追加派遣する予定だと報じた。現在、イランの船舶やイラク国内の親イラン民兵への攻撃で中核的な役割を担っているA-10(サンダーボルトII)は、米空軍の近接航空支援(CAS)専用攻撃機である。「ウォートホッグ(Warthog)」の愛称で知られ、独特な外観やイノシシの鳴き声のような音、そして高い耐久性と攻撃力に由来する。

引用:米国空軍

特にA-10の中東追加配備に注目が集まっている理由は、イランの防空網が破壊されているか、大幅に弱体化している可能性があるためだ。A-10は地上支援において高い能力を誇る一方、現代の空戦環境では致命的な弱点も抱えている。大型機であるため敵のレーダーに探知されやすく、主に低高度で飛行し、最高速度も時速700キロにとどまることから、戦闘機や携行式ミサイル、対空砲に対して脆弱だ。すなわち、イランにA-10を追加配備したことは、米国が制空権をほぼ掌握し、防空網を無力化した可能性を示唆している。これについてNYTは「A-10はイランが事実上封鎖しているホルムズ海峡周辺や、ペルシャ湾北部に位置する主要石油生産拠点ハールグ島における作戦を支援する可能性がある」と評価した。

出典:AP通信

興味深い点は、A-10が退役を目前に控えているため、事実上、今回の戦争が最後の任務になる可能性が高いということだ。1970年代初頭に開発され、50年以上運用されてきたA-10は、現代戦への適応性や維持費の観点から段階的な退役が予定されていた。しかし、イランとの戦闘を背景に再評価が進んでいる。これは、コストパフォーマンスに優れたドローンキラーであり、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡などで運用する小型高速艇に対して有効だからだ。巨大なGAU-8アベンジャー30ミリ機関砲を搭載するA-10は、低速であるがゆえにドローンを低コストで撃墜できるほか、低空での長時間滞空能力を活かし、多数の高速艇に対して精密攻撃を行うことが可能とされる。

「江南タイムズ」で最も閲覧された記事

  • お金がなくて白ご飯だけ注文した学生に店主がラーメンを提供…その後の感動的な展開にネットが涙
  • 「人としての基本が欠如」杖をつく高齢者を放置して走り去ったタクシー運転手にSNSで怒りの声
  • 9年間にわたり薬物を使用、72人の男性による92回の集団性暴行が明るみに…フランス社会に広がる衝撃
  • 二日連続で放火事件を起こした40代女性、放火の理由は制服の消防士に会うため?ネットユーザーからの怒りを買う
  • イーロン・マスク氏、3年後に世界初の「トリリオネア」に?資産が年平均110%増加の見通し