赤沢大臣「吉野家ジョーク」で一蹴 高市首相の石油確保と“目詰まり”笑い飛ばす

赤沢亮正経産相

中東情勢の緊迫を背景に、「ガソリンが消える」と不安を煽り立てるテレビのワイドショーや左翼メディア。そんな不穏な空気を、高市早苗首相と赤沢亮正経産相の「X(旧ツイッター)連係プレー」が鮮やかに一蹴した。ネット民が「これこそ信じられる1次情報だ」と色めき立っている。手放しで喜べる情勢ではないのは、もちろんだが、吉野家のカウンターから始まる「石油防衛戦」のウラを追う。

高市早苗首相

不安を粉砕か 高市首相「石油170円」の執念

国会内の吉野家=開店当時

「日本沈没」を演出したがるメディアに対し、高市首相が10日夜、自身のXで放ったのは、「数字」の裏付けだった。以下、要約する。

・「年を越す石油を確保した」という断言。

・ホルムズ海峡回避の「代替ルート」を確立、5月には前年比過半を確保。

・国家備蓄20日分の追加放出で、供給に万全を期す。

・ガソリン価格を170円に抑制する補助金の継続。

お役所言葉を排除し、国民の財布に直結する情報を即座にポストするスピード感。この「高市流」の情報開示が、テレビの悲観論を吹き飛ばせるか。

赤沢大臣「俺の牛丼まだ?」吉野家で起きた珍問答

この石油確保の最前線で指揮を執るのが赤沢経産相だ。赤沢氏が同日に投下した「吉野家ポスト」が、政権の「余裕」を象徴している。多忙を極めるなか、ようやくランチのため院内の吉野家へ駆け込んだ大臣を待っていたのは、まさかの「配膳の目詰まり」だった。以下がその投稿。

本日昼久々に院内の吉野家へ。同時に注文した秘書官と警護官がもう食べ終わったのに赤沢の注文は出て来ない。ブツブツ言ってたら、隣の初対面の記者が「大丈夫!牛丼も全体量は足りてますから目詰まりが解消すれば出て来ますよ!」このメチャ忙しい時に面白いこと言うなし!笑笑 #つぶやきカブトムシ

投稿にある「面白いこと言うなし」の語尾は、赤沢氏の地元・鳥取の方言で、「面白いこと言わないでよ~」という柔らかい表現。ハッシュタグの「カブトムシ」は似ていることから由来する愛称だ。

自分の牛丼が来ないことにボヤく大臣に対し、番記者が「政府の石油説明と同じで、牛丼も『全体量』はあるから『目詰まり』が取れれば出てくる」と、痛烈なパロディを食らわせたのだ。

これを「笑笑」と受け流す赤沢氏。「非常時でも記者と軽口を叩き合える心の余裕」なのか。ネット民からも好意的に受け止める反応が多かった。

情報番組より「牛丼」 ネット民が1次情報を信じる理由

なぜ今、人々は既存メディアを見限り、政治家のSNSに張り付くのか。それは、編集された「不安」よりも、大臣が吉野家で空腹を待ちながら、「エネルギーの目詰まり」と戦う「体温のある事実」を求めているからなのだろう。

「全体量は足りている。あとは目詰まりを直すだけ」。その実現を真に望むところだ。

(zakⅡ編集部 霞蓮刃)

🔳吉野家 永田町一丁目店

国会議事堂内の衆議院本館地下1階。2013年の開店以来、多忙な国会議員や秘書、官僚、報道関係者でにぎわう。オレンジ色の看板ではなく、シックな「黒い看板」。一分一秒を争う国会審議の合間に、短時間で供される牛丼が重宝がられている。一般客は原則、入店できない。