【閉店】老舗和菓子店「仙台駄がし本舗 日立家」創業92年の歴史に一区切り・仙台市
仙台駄菓子をご存じでしょうか?
「ささら飴」「うさぎ玉」「ねじり」「おこし」など、江戸時代から受け継がれている素朴で見た目も可愛らしい駄菓子です。
しかし10日、伝統を守ってきた創業92年の仙台市宮城野区の店が閉店しました。
創業92年 地元に愛された和菓子店

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仙台市宮城野区小田原に店を構える「仙台駄がし本舗 日立家」。
きな粉やごまなどを使ったねじり菓子や、あんこ玉などの仙台駄菓子を販売してきました。
店は茨城県日立市出身の初代が1934年に開業させた「森製飴所」が発祥で、リンゴやユズなど宮城の食材も取り入れながら、手作りにこだわって営業を続けてきました。

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仙台駄がし本舗 日立家 4代目・森 康仁 社長
Q. 仙台駄菓子の素晴らしさは?
「もともと仙台はお菓子屋さんが多い町ではあった。昔の人に聞くと、各町に飴屋さんは一軒ずつあったらしい。一部機械を使うところもあるが、形作りは基本手でやっている」

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一方、築60年以上の建物は雨漏りがひどく、修繕を繰り返していて、移転も検討しましたが、条件に合う物件が見つからず、10日をもっての閉店を決断したということです。
最終営業日…常連客が閉店惜しむ

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最終日の10日、ほどんどの商品が売り切れていましたが、それでも常連客が孫を連れて訪れ、仙台駄菓子を買い求めていました。
常連客
「まだもう一回再開できるんでしたらやっていただきたい」
「ここを教えてもらったのは亡くなった主人なんだけど、一番最初においしかったのは、クルミの入ったゆべしかな」
仙台駄がし本舗 日立家 4代目・森 康仁 社長
「やはりいちばんはいろんなお客さんに“おいしかったよ”って言ってもらえるのが何よりでしたね。区切りつけて一休みして、また考えようと思っています」

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森社長によると、仙台駄菓子を販売する店は仙台市内で他に1店舗しかないということで、森さんは条件が合う物件が見つかれば営業の再開も検討したいとしています。