60代50代、身軽なひとり旅の「荷物の中身」。リュックはワンピースにもOK、靴は2足で十分

5月の連休は旅行や帰省など、出かける方も多いのでは? 「疲れない旅をしたいなら、カバンはリュック、靴は歩きやすいものがおすすめです」と話すのは、人気スタイリストで旅の達人である地曳いく子さん(60代)。大人がリュックを持つときに気をつけるべき点と、持っていくといい靴について教えてくれました。

※ この記事は文庫『新しい大人ひとり旅』(扶桑社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています

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大人の旅は疲れないバッグと靴が大事

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まずは旅用のバッグについてですが、もうよほどお好きでない限り、ブランドものではなく、軽くて持ちやすいものがいいでしょう。

高級ブランドものは全行程タクシー移動な方以外おすすめしません。とくに海外では、「私はお金をもっているから狙ってください」と、看板をさげて歩いているようなものです。

リュックで旅をするときは、外ポケットに注意

最近はリュックを背負う方も多いですが、いい点と悪い点があります。

両手があくし、ポケットが多くて便利。一方で、背中に背負うので移動時、とくに海外の場合に盗難に遭う可能性も出てきます。出しやすいからと外ポケットに大事なものは入れないようにしましょう。

国内旅行2〜3泊の場合、私は友人から誕生日プレゼントにいただいたNIXON(ニクソン)のリュックを使っています。Amazonで見つけてプレゼントしてくれました。

背中の部分にパッドが入っていてパソコンやiPadを持ち歩くのも安心、幅広いストラップも背負いやすいです。なんとフタのついた上部からだけでなく、横についたジッパーをあければ横からも荷物を取り出すことができます。海外など長い旅行のときにはパタゴニアのバックパックを使用しています。

服装との合わせ方ですが、もう21世紀ではどんな服でリュックやバックパックを背負ってもOKだと思います。私はカーゴパンツなどアクティブな格好のときはもちろん、ニットやシフォンのワンピースのときでも背負ってしまっています。21世紀の今なら許されるミックスコーディネートですてきですよ。

リュックやバックパックを買って、ショルダーストラップをそのまま調整せずに使い始めてしまう方、とくに私たち世代! たまに見かけますが、もったいない! 自分の体型とバランスに合わせて調整してください。中身をつめてからの調整がおすすめです。ちょっとした重心のかかり方でリュックがすごく軽く感じることもありますから。

また、パッキングのときに重いものを下につめ、軽いものを上につめるとバランスよく背負えます。冬の時期の旅の場合、アウターの袖ぐりのボリュームとストラップのバランスに気をつけてストラップを調整してくださいね。

靴は2足で十分。クルーズなどおしゃれの予定があればプラス1足

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旅の靴は、履いていく靴プラス1足の合計2足で十分だと思います。たとえば、ナイキのスニーカーとフラットシューズという組み合わせなどです。フラットシューズは、折りたたみできるバレエシューズ、または歩きやすいビルケンシュトックのアリゾナモデルなどのサンダルがおすすめです。

海外では高級ホテル以外ではスリッパが備えつけられていない場合が多いですが、フラットな靴が1足あればスリッパ代わりの室内履きになります。ホテルご近所のカフェにもそのまま出かけられます。なんならビーチサンダルでもいいので1足持っていくと便利です。

近頃はもう、毎日別の靴に履き替えることはしませんよね? 時代は変わったのです。もちろん旅の目的がハワイのトレッキングとか、すごくおしゃれをしてパリのオペラ座にバレエを見に行くとかでしたら話は別ですが、その場合は履いていく靴プラス2足(スニーカーとフラットシューズプラス、特定の目的のためのトレッキングシューズやおしゃれな靴)ですね。

たとえばクルーズでしたら、華やかなディナーとかパーティ用にヒール4〜7cmくらいの浮かれた感じのサンダルが1足あると、航海が楽しくなるでしょう。ヒールの高さは体力、脚力によって選んでください。色はヌードカラーかシルバー、ゴールドにすると、どんな色のドレスにも合います。