60代「布団干し」をやめてラクに。シニア世代3人暮らし、年齢を重ねて見直した「寝具の管理」

年齢を重ねたことで寝具・ベッド周りの管理を見直し、ラクに作業ができるようになった事例を紹介します。夫と義母のシニア世代3人で暮らす整理収納アドバイザーの原田さよさん(現在60代)のケースです。ここでは原田さんが実践している、ベッド周りの掃除やメンテナンスの動線、寝具選びの工夫などについて語ります。

1:メンテナンスの動線を見直し, 2:軽さ・扱いやすさを基準にした寝具選び, 3:寝具の予備は最小限に, 4:掃除のしやすさを考え、ベッドは脚つきに

年齢を重ねて「ベッド・寝具」の管理を見直しラクに

【写真】60代、ベッドの選び方にも変化が

1:メンテナンスの動線を見直し

1:メンテナンスの動線を見直し, 2:軽さ・扱いやすさを基準にした寝具選び, 3:寝具の予備は最小限に, 4:掃除のしやすさを考え、ベッドは脚つきに

持ち運びしやすい布団乾燥機

まず見直したのは、ベッド周辺の動きやすさでした。寝室は衣類などが集まりやすくものが増えがちなので、掃除機をかけたり寝具を移動させたりしやすいように、ベッドの側にはできるだけものを置かないようにしました。

布団を干すのも重労働になってきたため、ずっと迷っていた布団乾燥機を買うことにしました。今の布団乾燥機は機能性が高く軽いため、サッと持ち運んで便利に使っています。コンパクトな布団乾燥機は、1階と2階の移動もラクラク。義母は1階、夫と私は2階のそれぞれの部屋にベッドを置いているので、布団乾燥機が軽いと持ち運びがしやすいです。

2:軽さ・扱いやすさを基準にした寝具選び

1:メンテナンスの動線を見直し, 2:軽さ・扱いやすさを基準にした寝具選び, 3:寝具の予備は最小限に, 4:掃除のしやすさを考え、ベッドは脚つきに

寝具選びの基準も、年齢とともに変わってきました。若い頃は好みや質を優先していましたが、今は「軽さ」と「扱いやすさ」を重視しています。

たとえば、マットレスは私ひとりで立てかけられる軽さのものにしておけば、湿気がこもるリスクが減るだけでなくローテーションもしやすいので、長もちしそうです。

3:寝具の予備は最小限に

また、かけ布団やベッドパッドは洗いやすく乾きやすい素材を選び、それぞれ替えを1枚用意しています。私・夫・義母の3人分に加えて予備の1枚を日にちをずらして洗濯すれば、一度に3人分の手入れをしなくてすむからです。

こうするだけでメンテナンスがラクになり、気持ちの負担も減りました。

4:掃除のしやすさを考え、ベッドは脚つきに

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ちなみにわが家は、ベッド下に引き出しがついているタイプのベッドをかつては使っていました。そのベッドが壊れた際、同じようなものではなく脚つきベッドに買い替えました。脚つきのベッドに変えた理由は以下です。

・掃除がしやすい

・湿気がこもりにくい

・ベッド下の引き出し収納が不要になった(押し入れやクローゼットを整理してスペースができたため)

・軽くて動かしやすい

1:メンテナンスの動線を見直し, 2:軽さ・扱いやすさを基準にした寝具選び, 3:寝具の予備は最小限に, 4:掃除のしやすさを考え、ベッドは脚つきに

こちらは夫のベッド。引き出しの中にあったものは不要になったので処分し、今はなにも入っていません。

3人分の寝具を一度に整えるのは体力的に難しくなってきましたが、今回ご紹介した工夫によって、気持ちよく保つことはできています。また、湿気対策にもつながっていると感じます。

昔の私は「はじめに収納ありき」の考え方をしていましたが、ものを減らすことで管理や掃除がラクになるというのを、ベッドまわりの整理をとおして改めて実感しました。これらの気づきは、寝具管理だけでなく暮らし全体をみても、年齢を重ねるほど大切なポイントになっていくと思います。