新車のオフロードバイクはそのまま乗っちゃダメ? 納車したら絶対にやるべき必須のグリスアップガイド

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新車のオフロードバイクはそのまま乗っちゃダメ!? 納車したら絶対にやるべき必須のグリスアップガイド

新車のオフロードバイクは、そのまま乗り出しても問題ないと思っていませんか?実は出荷状態ではグリス量が最小限に抑えられていることが多く、そのまま走るとベアリングの消耗やトラブルにつながる可能性があります。この記事では、プロショップが実際に行うグリスアップの重要性とポイントを分かりやすく解説します。

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PHOTO&TEXT/DIRTSPORTS

新車でもグリスアップが必要な理由

今回k-crossに持ち込まれたのは新車のCRF。早く乗りたい気持ちは分かるが、その前にやっておきたいのがグリスアップだ。

工場から出荷されたばかりの新車モトクロッサーは、ガソリンを入れてセルスターターで始動すれば走れる状態にはある。しかし実際には、各部のグリス量は必要最低限に抑えられており、そのまま走行するとベアリングの消耗やトラブルの原因になる可能性がある。

今回モデルとして登場したのは2025年型CRF450。まずは各部のグリスの状態をチェックしていく。ステムベアリングやリンクにはある程度のグリスが塗られていたものの、ダストや水分の侵入を防ぎ、過酷な走行環境に耐えるには十分とは言えない量だった。

さらにスイングアームや、見落としがちなチェーンアジャスターを確認すると、ほぼ無給脂の状態。そこで、適材適所に適切なグリスをしっかり塗り込んでいくのが今回の作業内容となる。

主に使用するのは耐水性に優れたリチウムグリースだが、ブレーキ周りやエンジン内部にはモリブデングリース、電装品の接触部には専用グリスと、用途によって使い分ける必要がある。あらかじめ揃えておくと安心だ。

新車状態のステムベアリングはグリスが不足している

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白く見えるのが新車で組み込まれているグリス。塗られているとはいえ、水、ダスト侵入を抑え、ベアリング消耗を防ぐためにも量は十分とは言えない状態だ

ステムベアリングのグリスアップ手順

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スイングアームはほぼ無給脂状態

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スイングアームのグリスアップ

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リンク周りもグリス量は十分ではない

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リンクのグリスアップ

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ホイールベアリングは防水対策が重要

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ベアリングとベアリングの間、ベアリングとディスタンスカラーの間にも防水の意味を込めてグリスを指で塗り込む。またダストシールの裏側にも薄く塗ることで、ダストシールが摩耗し、すり減った際の水分の侵入を防ぐ。もちろんダストシール自体も消耗品だ

チェーンアジャスターは見落としやすいポイント

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新車状態

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グリスアップ後

ブレーキ周りも必ずチェックする

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ステムの締め付けは最も難しいポイント

ステムのグリスを行った後に必要になってくるのが、正しい締め付け方とトルク管理。この手順を間違えると歪みも生じてしまうため、本来はこの項目だけを解説するスペースが必要だが、それはまた別の機会で。簡単に説明すると、ベアリングのグリスによるクリアランスが発生するため、それを取るために一度少し強めにナットを締めてから緩める。その後に締め込み、プリセットをかける段階で適正を決める。

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