【5月の天体情報】今月は満月が2回! 5月31日の満月は「マイクロムーン」に!

【5月の天体情報】今月は満月が2回!5月31日の満月は『マイクロムーン』に!
5月の大型連休は、キャンプなど星空のきれいな場所にお出かけという方は天体観測をしてみましょう!今月は満月が2回あります!
【筆者おすすめ】満月を表す言葉いろいろ!31日(日)は2回目の満月に
今月はなんと満月が1か月の間に2回あります。1回目はGW初日の明日2日(土)、そして2回目は31日(日)です。一般に、1か月のうちに満月が2回あることを『ブルームーン』と呼びます。ただ、実際に満月が青く見えるわけではありません。満月の周期は29.5日ほどとなっているため、2~3年に一度はブルームーンとなる計算で、反対にひと月に2回新月がある場合は『ブラックムーン』と呼ばれます。

また、2回目の31日(日)の満月は『マイクロムーン』で、今年2026年最も小さな満月となります。月が公転する軌道は楕円のため、近くなる場合や離れる場合があります。31日(日)の満月は地球から最も遠いため、小さく見えますが、大きな満月(スーパームーン)と並べて比較できるわけではないため、大きさや明るさの違いに気づくのは難しいかもしれません。
このほか、アメリカの先住民族ネイティブアメリカンが名付けた5月の満月は『フラワームーン』とも呼ばれ、初夏へ変わり、厳しい冬を乗り越えた草木が花をつけて、咲き始めることが由来とされています。
5月6日(水・休):GW最終日はみずがめ座η流星群がピーク

5月の連休中に見頃を迎える『みずがめ座η(エータ)流星群』。日本を含む、北半球の中・高緯度では観測が難しく、1時間ほどしか見られませんが、南半球では三大流星群の一つペルセウス座流星群に匹敵するほどの流れ星が観察できます。
今回の見頃は6日(水・休)未明と7日(木)未明の2回。時間帯の条件はまずまずですが、満月を数日過ぎた月が夜空を明るく照らすため、月明かりの条件がイマイチです。1時間に5個程度の流星はあるかもしれませんので、月明かりを隠し、空全体を眺めるとよいでしょう。
5月19日(火)~20日(水):細い月と木星・金星が西の空で共演

5月19日(火)~20日(水)頃は日の入り直後の午後6時30分過ぎに、西の空で細い月と金星、木星の共演が見られるでしょう。
19日(火)は三日月で、イメージする三日月よりも細いため、-3.9等級で輝く金星『宵の明星』のほうが先に見つけられそうです。20日(水)は三日月よりも少し太くなった月が-1.9等級の木星に接近します。
冬の星座の代表格、ふたご座のポルックスやカストルも明るく輝くため、西の空にぜひ注目してみましょう!
ここまで『今月の星空情報』を解説してきました。
大型連休で星の見えやすい場所に行く予定の方は参考にしてみてくださいね!

<参考・引用>
・国立天文台「東京の星空・カレンダー・惑星(2026年5月)」
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/05.html
・国立天文台「2026年 地球から最も遠い満月(2026年5月)」
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/05-topics02.html
・国立天文台「主な流星群」
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html
・国立天文台「月が金星と木星に接近(2026年5月)」
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/05-topics01.html