手取り12万6000円の20代男性、月一度の贅沢は「おばあちゃんの大好物の寿司」いくら、ホタテ、海老に「うわあ」…築60年4畳半の食卓に「心が温かくなる」

月の手取りは12万6000円。そんな20代男性が月に一度の贅沢として選んだのは、おばあちゃんの大好物のお寿司でした。茶碗蒸しとお吸い物は手作りし、築60年のおばあちゃんの家で二人で囲んだ食卓の動画をYouTubeに投稿したところ、「見てるだけで心が温かくなります」「これが本当の幸せなんだよね」といった声が寄せられ、話題を集めています。

「いくら、ホタテ、海老…」嬉しそうなおばあちゃん/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

ひろさんの月の手取りは12万6000円。家賃や光熱費、食費などを差し引くと、自由に使えるお金は決して多くありません。そんな中で月に一度の贅沢として選んだのが、おばあちゃんの好きなお寿司でした。動画では、いくらやホタテ、海老が並んだお寿司のパックをテーブルに広げると、おばあちゃんが「うわあ」とうれしそうに声を上げ、箸を伸ばす姿が映されています。

「幼少期から大切に育ててもらった恩返しをしたいという想いから、おばあちゃんが大好きな寿司を贈って喜んでもらいたいと考えました」

サプライズでお寿司に合う茶碗蒸しとお吸い物も手作り/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

暮らしは決して余裕があるわけではありません。それでも、限られたお金の中でおばあちゃんのために使い、一緒に「おいしいね」と言い合える時間が、ひろさんにとっていちばん価値のあるお金の使い方だといいます。

「自分一人のためではなく、誰かのために使って喜んでもらえることが、僕にとっていちばん幸せなお金の使い方です」 

「幸せだね」「長生きして良かった」2人で幸せを堪能します/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

食卓にはお寿司のほかに、ひろさんが初めて挑戦したという茶碗蒸しとお吸い物も並びました。茶碗蒸しは、昔からお祝いごとのときにおばあちゃんが作ってくれた思い出の料理。今度は自分が作って喜んでもらいたいと、お寿司に合う献立として選んだそうです。おばあちゃんは一口食べて「上手にできてる、最高だ」と笑顔を見せたといいます。

「茶碗蒸しも上手にできてる、最高だ」おばあちゃんに認められるのは嬉しい/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

ひろさんがおばあちゃんと一緒に暮らすようになったのは、昨年7月のことでした。おばあちゃんが腰を痛め、一人暮らしに不便や心配な点が出てきたため、近くで見守れるよう一緒に暮らし始めたといいます。仕事の都合で時間が合わない日もあるものの、無理をせず、その日に応じて二人で食べたり、それぞれで食べたりする形で過ごしているそうです。

豪華な夜ごはんの完成/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

動画で二人が食卓を囲んでいるのは、築60年のおばあちゃんの家にある4畳半の部屋。ひろさんはこの家に住み込みながら、ささやかな暮らしの中で日々の小さな幸せに気づくようになったと話します。

きれいに完食「ごちそうさまでした」/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

動画には「素敵な関係ですね」「見てるだけで心が温かくなります」といったコメントも寄せられたそう。

後片付けまできちんと担当。明日のご飯の用意もしてあげます/ひろの日陰暮らしさん(@hiro_hikage)提供

「多くの方に喜んでいただけることが本当にうれしく、活動の原動力になっています。家族を大切にする気持ちや、心が喜ぶ豊かな暮らしの温かさを、動画を通して少しでも多くの人に感じてもらえたらうれしいです」

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