50代「10年後の暮らしのために」取り入れてよかったこと3つ。毎日が無理なく快適になった
50代になり体力や気力の変化を感じるなかで「無理なく続く暮らしを意識するようになった」と話すのは、夫と二女と3人で暮らす、整理収納アドバイザーの木村充子さん(50代)。ここでは、木村さんが10年後も快適に暮らすために実践している、もの選びや日々の工夫について紹介します。

50代が考える「10年後の快適で豊かな暮らし」のためにできることとは?
【写真】50代が“あえて”手間をかけていること
1:今あるものに使いやすさをプラス

寝る前にベッドで本を読むのが、私の日々のささやかな楽しみです。これまではシーリングライトを消し、ベッドサイドの照明をつけて読んでいましたが、最近は文字が読みにくく感じるようになりました。
そのためシーリングライトをつけたまま読書をするようになったのですが、寝るときに立ち上がってスイッチを消しに行くのが面倒に感じていました。
そこで、スイッチのオン・オフが遠隔操作できる機器を取り入れました。スマートフォンからスイッチを操作できるため、ベッドに入ったまま照明を消せるように。これまでのひと手間が減りました。
新しい家電を買いたすのではなく、築30年近いわが家のスイッチにも簡単に取りつけができたこともポイントです。
今あるものに少しの工夫をするだけで、より快適にすごせるようになりました。
2:「無理なく使えるか?」をもの選びの基準に

ものを選ぶときには、「この先も無理なく使い続けられるか」を意識するようになりました。
たとえば、家具や食器などは、重さや扱いやすさを見直しています。見た目や一時的な使いやすさだけでなく、持ち上げる、運ぶ、洗うといった日々の動作に負担がかからないかどうかを基準に選ぶようになりました。
毎日使うものは、ほんの少し軽くなるだけでも負担を軽減することができます。これから先の暮らしを考えるとき、「無理なく使い続けられるかどうか」はものを選ぶときの大切な判断基準だと感じています。
3:“あえて”手間をかける余白も残す

一方で、すべてをラクにするのではなく、あえて手間をかける部分も残しています。
たとえば、コーヒーはハンドドリップで淹(い)れています。お湯を沸かし、ゆっくり注ぐ時間も含めて、私にとっては心地よいひとときです。

また、ご飯も土鍋で炊いています。水加減や火加減によって仕上がりが変わるため手間はかかりますが、その分、自分なりに工夫する楽しさがあります。
毎日のなかで負担になる動きは減らしながら、楽しめる手間はあえて残しています。
便利なものを取り入れることも、無理なく使えるものを選ぶことも、あえて手間を残すことも、どれも暮らしを整えるための選択です。その積み重ねが、10年後も無理なく快適に暮らせることにつながっていくのではないかと感じています。