ウクライナ支援に立ち上がった、ロシア少数民族による「ノマド部隊」
先住民系ロシア人がウクライナを支援

ウクライナに味方する先住民系ロシア人たちからなるグループ、通称「ノマド部隊」が正式にウクライナ国防省情報総局の傘下に加わった。『オデッサ・ジャーナル』紙が伝えた。
ウクライナ国防省情報総局のTelegram投稿

ウクライナ国防相情報総局はTelegramチャンネル上で「ロシア先住民族の代表者からなるノマド部隊は今回、ウクライナ国防省情報総局参加の外国人軍団に所属することとなりました」と投稿したという。
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ロシアで暮らす少数民族が対象

ウクライナ・トゥデイ放送いわく、2024年12月に設立されたノマド部隊はカルムイク人やタタール人、ブリヤート人、バシキール人、ヤクート人など、ロシアで暮らすすべての少数民族を対象としている。
ロシア社会から疎外される少数民族

こういった少数民族はロシア社会から疎外されていると言われており、権利を求める運動が長年にわたって続けられている。
天然資源の搾取

オンラインメディア「The Conversation」によれば、先住民の権利を求める運動では、彼らの土地で天然資源の搾取が行われているとして、領土の主張が行われるケースもあるという。
国内での不当な扱いに対する反発

この部隊に参加し、ロシア軍に立ち向かう少数民族の兵士らは、ウクライナでの戦闘を通じて、ロシア国内における不当な扱いにノーを突き付けようと考えているようだ。
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所属兵士のコメント

この部隊に所属する兵士らはウクライナ・トゥデイ放送に対し、「われわれの部隊はロシアの先住民によって構成されており、日常的な抑圧や差別、『非ロシア人』というレッテルからの解放を求めて団結しています」とコメント。さらに、「そこで、ロシア民族至上主義を掲げるプーチン政権という共通の敵に対抗するため、武器を取ったのです」と語った。
ロシア兵の取り込み

また、『ニューズウィーク』誌が伝えたところによれば、ノマド部隊はロシア兵に脱走を勧める「I Want to Live」プロジェクトととの協力にも合意しており、ロシア兵の取り込みを図っているという。
質の高い訓練

同部隊は新入りの兵士に対し、「戦闘経験がある熟練の教官による質の高い訓練」を施すとしている。
ウクライナ国籍取得が可能に

同部隊所属の兵士らには装備品が提供されるほか、ウクライナ国籍の取得が可能となり、同国防省と契約する機会も与えられるとのこと。
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