ロシア軍の歩兵戦闘車をウクライナ軍のドローンが撃破
現代戦のカギを握るドローン

今や、安価な一人称視点(FPV)ドローンは現代戦の勝敗を左右する重要な兵器となっている。実際、ウクライナにおける戦闘によって、装甲車両に対するドローンの有効性がはっきり示されたと言ってよい。
ドローンによる戦闘の様子を捉えた映像

そのため、戦車をはじめとする装甲車両にドローンが突入する様子を捉えた映像の数々は、ロシアによるウクライナ侵攻を象徴するものとなっている。そんな中、ウクライナ軍のある部隊がドローンの有効性を示す新たな動画を公開したようだ。
画像:Telegram @Wormbusters
ロシア軍の装甲車を撃退

この動画はウクライナ軍の第414無人攻撃機旅団に所属する「ワームバスター部隊」によって公開されたものであり、同部隊がロシア軍の装甲車部隊に反撃する様子を示している。同部隊は敵が200メートルほど前進したところで、押しとどめることに成功したようだ。
画像:Telegram @Wormbusters
歩兵戦闘車を撃破

ウクライナの軍事情報サイト「Defense Express」が報じたところによれば、ワームバスター部隊のドローンオペレーターは進撃してきたロシア軍の歩兵戦闘車両を戦闘不能にした上、降車したロシア兵に攻撃を加え、最終的には車両そのものを破壊したという。
画像:Telegram @Wormbusters
2両目の車両も破壊

同部隊はさらに、動画に映っている2両目の歩兵戦闘車も撃破したと報じられている。また、「Defense Express」はこの映像について、「最前線でウクライナ軍が実施するドローン作戦のスピードと正確さ」を証明するものだとした。
詳細は不明

同部隊は攻撃の詳細を明かしていないが、映像に付されたコメントの中でドンバス地方の村での出来事だったと書いている。
画像:Telegram @Wormbusters
「選択肢は2つしかない」

「Defense Express」によれば、ワームバスター部隊はTelegramチャンネル上で「敵の車両に残された選択肢は2つしかない。その場で爆発するか、少し後に炎上するかだ」と戦果を誇示したとのこと。
画像:Telegram @Wormbusters
ロシア軍によるドローン攻撃

無論、ドローン攻撃を行っているのはウクライナ軍だけではない。実際、2024年11月には、ロシア軍が実施したドローン攻撃を撮影した映像が出回った。ただし、ロシア軍のドローン戦スキルはワームバスター部隊に及ばないようだ。
画像:Telegram @Wormbusters
ウクライナ軍の戦車とロシア軍ドローンが激突

くだんの動画はロシア軍の占領下にあるノヴォオレクシーウカ村付近で、ウクライナの戦車2両がロシア地上部隊およびドローン部隊相手に繰り広げた激戦の様子を捉えたものだ。
ウクライナ国家親衛隊が公開した映像

また、この映像を公開したのはウクライナ国家親衛隊に所属するホストリ・カルトゥジ部隊だった。
画像:Telegram @gostrikartuzy
ロシア軍の陣地に突入したウクライナ軍の戦車

このときはウクライナ軍の戦車2両がロシア軍の占領下にあるノヴォオレクシーウカ村に突入し、ロシア軍の陣地となっている家屋など、あらゆる標的を手あたり次第に至近距離から砲撃し始めたという。
画像:Telegram @gostrikartuzy
ロシア軍はFPVドローンで反撃

ウクライナの軍事情報サイト「Militarnyi」いわく、ウクライナ軍の戦車は家屋などを数ヵ所砲撃したのち、煙幕を張って村から撤退しようとしたが、ロシア軍の一人称視点(FPV)ドローンによる反撃に遭うことになった。
画像:Telegram @gostrikartuzy
煙幕でドローンの視界を遮ったウクライナ軍の戦車

ロシア軍ドローンは先頭のウクライナ軍戦車をかばおうとしていた2両目の戦車に的を絞ったが、ウクライナ側の煙幕によって視界を遮られ、ホバリングしながら煙が晴れるのを待つしかなかった。
画像:Telegram @gostrikartuzy /Edited By The Daily Digest
電子戦システムを駆使

さらに、ホストリ・カルトゥジ部隊の主張によれば、同部隊の戦車兵は電子戦システムを駆使して敵ドローンが戦車に手出しできないような状況を作り出し、ロシア軍のドローンを立ち往生させたという。
画像:Telegram @gostrikartuzy
2発目の煙幕

その隙にウクライナ軍の戦車は発煙弾をもうひとつ発射し、敵ドローンによる攻撃を受ける前に現場から立ち去ることができた。
画像:Telegram @gostrikartuzy /Edited By The Daily Digest
オープンソースインテリジェンスが場所を特定

ホストリ・カルトゥジ部隊は戦闘が行われた場所を公表しなかったが、Telegram上で活動するオープンソースインテリジェンスグループ「WarArchive」が現場はヴォオレクシーウカ村であると特定した。
画像:Telegram @gostrikartuzy
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