またしてもクリミア大橋がターゲットに:ウクライナ保安庁が3度目の攻撃を実施
ウクライナ保安庁がまたしてもクリミア大橋を攻撃

ウクライナ保安庁(SBU)は6月3日、クリミア大橋に対し、通算3度目となる攻撃を実施したと発表。しかも、今回の作戦は以前に行われたものとは異なり、かなり手の込んだものだったようだ。
水中にある基礎を爆破

SBUの声明によれば、ウクライナはクリミア大橋の橋脚を支える基礎に爆発物を仕掛け、水中で爆破することによって深刻な被害を与えたとのこと。
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攻撃は成功

SBUいわく、この作戦は数ヶ月の準備期間を経て実行されたものであり、目覚ましい成功を収めた。なお、水中にあるクリミア大橋の基礎部分には、TNT火薬1,100kg分に相当する爆薬が設置されていたそうだ。
画像:Telegram @SBUkr
映像から見えてきた作戦の一部始終

SBUが公開した映像には、はじめ穏やかな海面が映っていたが、突然、爆発によって海水が噴き上がり、構造物の一部が損傷する様子が見てとれる。
画像:Telegram @SBUkr
橋の上から撮影された写真

一方、橋の上を通る路上から撮影された写真も公開されているが、ウクライナの軍事情報サイト「Militarnyi」によれば、路面に大きな損傷は見られないとのこと。
画像:Telegram @SBUkr
攻撃後、橋は通行止めに

SBUの声明によれば、最初の爆発は現地時間午前4時44分に発生し、民間人に死傷者は出ていないという。なお、攻撃後にクリミア大橋は通行止めになった、とCNN放送が伝えている。
SBUトップのコメント

『キーウ・インディペンデント』紙によれば、SBUのヴァシリ・マリューク長官は「…… SBUは必ず作戦をやり遂げ、同じことは繰り返しません」とコメント。
クリミア大橋に対する攻撃は今回が初めてではない

同長官はまた、SBUが以前に行った攻撃にも言及。2022年にはトラック爆弾を用いた作戦により、燃料輸送車両が炎上して橋は機能不全に陥ったほか、2023年にもウクライナ海軍と連携した攻撃が行われている。
水中ドローンを用いた攻撃

ロイター通信によれば、2023年に実施された作戦では水中ドローン2機が使用され、橋の一部に損傷を与えたという。そして、今回の攻撃でも水中ドローンが用いられたのではないか、とする報道も出始めている。
ロシア側の偵察ドローンがウクライナの水中ドローンを撮影?

実際、最初の爆発の直後にはAIM-9M対空ミサイルを搭載した水中ドローン「マグラ V7」の姿がロシア側の偵察ドローンによって撮影され、ロシアのTelegramチャンネル上でその動画が公開されているようだ。
画像:Telegram @russian_airborne
ドローンが使用されたことの傍証

この「マグラ V7」については、ロシア軍のランセット・ドローンが機首部分に突入し、行動不能に追いやったと報じられている。「Militarnyi」はこの情報について、今回の作戦にドローンが使用されていたか、補助的な役割りを果たしたことを「間接的に」裏付けるものだと分析している。
画像:Telegram @russian_airborne
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