メドベージェフ元大統領、第三次世界大戦を持ち出して反論:トランプ大統領によるプーチン大統領批判に反応
SNSでの米露の応酬

一時はロシアに対して甘い姿勢を見せているとして批判もされたトランプ大統領だが、最近は和平交渉の進まなさに業を煮やしたのか、プーチン大統領を強く非難することもある。一方のロシアではメドベージェフ元大統領がそんなトランプ大統領の言葉に対して不穏な反応を返しており、SNSでの応酬が過熱している。
大規模な攻撃を行うロシア

ロシアは最近、ウクライナに対しミサイルやドローンを用いて非常に大規模な攻撃を行っており、これは全面的軍事侵攻開始以来最大規模のものと見られている。
トランプ大統領が強い不満を表明

こういった動きを受けて、米国のトランプ大統領は独自SNS「トゥルース・ソーシャル」上でロシアおよびプーチン大統領に対して強い不満を表明。トランプ大統領からこのような発言が聞かれるのは珍しいことだ。
「私以外が相手なら……」

トランプ大統領はこう書いている:「プーチン大統領は分かっていないようだが、このようなことを私以外の相手にしたならば、とても悪いことがロシアに起こっているはずだ。本当に悪いことが、だ」
メドベージェフ元大統領が反応

トランプ大統領は「プーチン大統領は火遊びをしている!」とも書いている。だが、この投稿がロシアのメドベージェフ元大統領(現安全保障会議副議長)には気に入らなかったようだ。
米国のウクライナ支援を批判

メドベージェフ元大統領はSNSのXで、第三次世界大戦をほのめかすような内容を投稿。これは遠回しに米国のウクライナ支援を非難するものだと見られている。
唯一の「本当に悪いこと」は第三次世界大戦

メドベージェフ元大統領はこう投稿している:「トランプ大統領は、プーチン大統領が『火遊びをしている』とか『本当に悪いこと』がロシアに起こる、などと言っている。私が思いつく唯一の『本当に悪いこと』は……第三次世界大戦だ」
ロシアへの批判を強めるトランプ大統領

投稿は「トランプ大統領もこのことを理解してくれるよう望んでいる」と続いている。トランプ大統領はメドベージェフ元大統領のこの投稿に対して直接の反応はしていないが、この投稿がなされて以降、さらにはっきりとプーチン大統領を批判するようになっている。とはいえ、その批判はメドベージェフ元大統領の投稿を直接意識してのものではなさそうだ。
「彼は変わってしまった」

トランプ大統領は「トゥルース・ソーシャル」にこう書いている:「私はロシアのプーチン大統領とは常に良好な関係を維持してきた。だが彼は変わってしまった。完全におかしくなってしまった!」
プーチン大統領をはっきりと批判

「プーチン大統領は意味もなく人々を殺害している。その対象は軍人だけではない。ミサイルやドローンが、何の明確な理由もなくウクライナの都市に打ち込まれている」
和平交渉が進まず苛立つ?

米国はここ数ヶ月、ロシアとウクライナを仲介して和平に持ち込もうとしてきたが、『ニューズウィーク』誌によると、トランプ大統領はプーチン大統領に対する苛立ちをかなり強めてきているという。
期待が裏切られた反動か

ロシアによる大規模な攻撃はトランプ大統領がプーチン大統領と行った「素晴らしい」電話会談からわずか数日後に行われた。トランプ大統領はこの会談を通じてついに和平への道が開けたと思っていただけに、怒りもひとしおなのかもしれない。
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