小泉農水相がコメ農家にアンケート 生産者の率直な意見は?

19日、コメの安定供給に向けて小泉農林水産相が、コメの生産者にアンケートを実施しました。生産者の皆さんに、アンケートについて率直な意見を聞きました。

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19日、コメの未来を見据えた次の一手を発表した小泉農水相。

小泉農水相

「コメの生産者の皆さんに向けた、今後、来年、5年後、10年後の生産の意向をお伺いするアンケートを開始をしたい」

日本のコメ農家の平均年齢は68.9歳と高齢化が進み、将来的な課題も多い中…。

小泉農水相

「国が『作ってください』と言っても、おひとりおひとりが『いや、もう作らないよ』と言われたら、なかなか政策はできない。生の声を直接お聞きしたいと思っています」

政府はコメの安定供給に向けて増産にかじを切る方針ですが、アンケートを通じて生産者の意向を聞き、政策に生かしたい考えです。

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期日は、19日から7月末まで。農水省のホームページ上で自主的に答えてもらう、というものです。

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このアンケート、コメ農家はどう思うのか。実際にアンケートを見てもらいました。そこには住所や年齢、作付面積、主な販売先など、質問は全部で数十問。

柏染谷農場 染谷茂さん(75)

「これを答えていかないと、次に行かないのか」

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アンケート最後の質問は「今後の農政に期待していること」。

柏染谷農場 染谷茂さん(75)

「若い人たちが農業やってよかったという環境作りを、ぜひやってもらいたい。農家からの意見を聞くこと自体は大事なことだと思う。続けて生かしてもらいたい」

また、埼玉県の大規模農業法人の代表は…。

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中森農産 中森剛志代表

「前向きに捉えていいと思うけど、この2年間『地域計画』というもの(国の調査)をやっていて、農家さん全員に2年間、全国の地域でやっている。ほぼ内容は同じ。そちらを活用されたら良いんじゃないかと」

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“ひとりひとりの声”を、未来に向けたコメ政策に反映するべく…。

小泉農水相

「スピード感を持って、なるべく多くの声を集める」

大臣がスピード重視で突き進む中、高止まりが続いている銘柄米の価格に、影響が出るかもしれない変化が起きています。

それが、コメのスポット取引価格の値下がりです。

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スポット取引価格とは、主に卸売業者同士で行う取引での価格のことです。主流の流通ルートと比べて、流通全体に占める割合は小さいのですが、ある卸売り関係者によると、銘柄米のスポット取引価格がここ2週間ほどで3割以上、下がっているというのです。

この変化が、銘柄米の店頭価格を下げることにつながるのか? 専門家は、次のように指摘しています。

流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員

「今、備蓄米が出回っていることで、銘柄米の需要が下がりスポット価格が安くなっている。スーパーなどで今5キロ4500円近くで売られている銘柄米は、1か月後には4000円を切る可能性もある」