「子どもの秘密」に対して親がしてはいけない3つの行動

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「子どもの秘密」に対して親がしてはいけない3つの行動

子どもが秘密を持つ理由とは?

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秘密のジェスチャーをする子ども

子どもが秘密を持つようになるのは、自立心が芽生える自然な発達の一部。特に思春期には、「親に言うのが恥ずかしい」「自分で解決したい」と思う場面が増えます。小学校低学年では些細な秘密(友達との約束など)が中心ですが、年齢を重ねると、恋愛や将来への不安、友人関係の悩みといった深刻な内容も含まれるようになります。

一方で、親への信頼が揺らぐと、子どもは意図的に秘密を増やすこともあるとのこと。「どうせ言っても怒られる」「親には理解してもらえない」と感じてしまうと、心を閉ざしてしまうのです。秘密を尊重し、安心して話せる環境を作ることが、親子の信頼関係を守る鍵となります。

この話を聞いたとき、僕は自分の子ども時代を思い出しました。

「学校に行きたくない」「いじめを受けている」そうしたことを真っ先に相談するべき親に、何一つ言う気になれなかったのです。それこそ「理解してもらえない」「言っても怒られる」「言っても意味がない」と思い込んでいたのです。親にすら言えない悩みを吐露できる友人もいなかったため、非常に孤独が苦しかった時期でもありました。

親がしてはいけない3つの行動

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親子

こうしたときに、親がしてはいけないこと、そしてするべきことがいくつかあると、知人の心理カウンセラーさんに教えてもらいました。

まずは、してはいけない3つの行動から。

1.詮索する

子どもの行動や表情を見て「何か隠しているんじゃないの?」と問い詰めるのは逆効果。詮索されると、子どもはますます秘密を深く抱え込むようになります。

2.プライバシーを侵害する

勝手に日記やスマホをチェックする行為は、子どもとの信頼を大きく損ないます。たとえ心配でも、直接聞く方が誠実な対応です。

3.秘密を否定する

「そんなこと考えなくていい」と、子どもの気持ちを否定するのも禁物。話してくれた勇気を尊重し、受け止める姿勢が大切。

親ができる4つのサポート

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親子

次に「子どものプライバシーを尊重しつつサポートすることが大切」と教わりました。

1.「秘密を持つのはOK」と伝える

子どもに「秘密を持つのは悪いことではない」と教えることが大切。例えば、「何でも話してほしいけど、言いたくないことがあれば無理に言わなくていいよ」と伝えると、子どもは安心感を持てます。

2. 子どもの感情に共感する

「最近、友達とうまくいかなくて……」と話してくれたら、「それはつらいね」「そう感じるのも無理はないよ」と共感すること。親に共感されると、子どもは「話してよかった」と思うようになります。「えっ! なんで? いじめられてるの?」など親のほうが子ども以上に過剰な反応をしたり、それに合わせて詮索をしたりすると子どもは「叱られてるような気持ち」になってしまうことも。

3. 話を否定せず、受け止める

子どもが打ち明けてくれた内容が驚くようなことでも、批判や説教は控えましょう。例えば、「そんなことはダメ」と否定するのではなく、「そういう考えもあるんだね」と受け止める姿勢が信頼を育てます。よかれと思って解決策ばかりを提案するのも注意です。一緒に考えて解決案を出すのは悪いことではありませんが、一方的に「こうするべき」「こうしなさい」というのは負担になることがあります。

4. 親自身が「話す姿勢」を見せる

親が自分の気持ちや失敗を話すことで、子どもも「話しても大丈夫」と感じるようになります。例えば、「ママも同じことで悩んだことがあるよ」と共感を交えながら話すと、親子の距離がぐっと縮まります。これはとても大切で、ぼくも事あるごとに娘が悩み相談をしてきたときに、自分も同じように悩んでいたことがあると話します。そうすると、娘のほうが僕に「そういうときはさ、こうすればよかったんじゃない?」なんて言ってきたりする。それが、自分自身に響くようで「あ、じゃあわたしもそうしてみる」と勝手に納得していたりします。

聴くことが大切なのは間違いありませんが、親の自己開示も同じように大切なのだなと思います。

子どもとの信頼関係を深めるために

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親子

子どもが秘密を持つのは成長の一部。それを理解し、見守る姿勢を持つことで、親子の信頼関係は保たれます。親の役割は、子どもをコントロールすることではなく、支えること。「困ったときにはいつでも頼れる存在である」と示し続けることが大切です。

まずは子どもに「話しても話さなくても、いつでも味方だよ」と伝えてみてください。その言葉は、きっと子どもの心に届くはずです。

三木智有/家事シェア研究家