スパリゾートハワイアンズで新人フラガール4人がデビュー「笑顔で踊り切ることができた」

スパリゾートハワイアンズの舞台に登場したフラガールの新人、AMIさん(左から3人目)=12日午後、福島県いわき市(酒井真大撮影)

子供の頃から「フラガール」を志し、晴れて夢が叶った新人フラガールたち4人が屈託のない笑顔でステージに飛び出してきた。来年1月で60周年を迎える大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)。ダンシングチームの61期生たちが、7月12日の昼のショーでデビューした。多くの家族連れでにぎわうプールサイドのステージで、ハワイの伝統的な音楽に合わせてしなやかなステップを披露。前後左右に入れ替わるフォーメーションや、指先にまで精彩な輝きを放つ踊りで観客の目を奪った。

昼のショー終了後、あいさつのため再びステージに登場して抱負を述べる新人の(左から)SHIZUKUさん、AMIさん、RIOさん、RINOさん

10倍の狭き門をくぐり抜けデビュー

新人フラガールの一人、AMIさんは子供のころにハワイアンズのダンシングチームに魅了された。ダンスは未経験だったが、フラダンスのできる高校に入学し、今年4月に倍率10倍の狭き門をくぐり抜けてフラガールの養成学校「常磐音楽舞踊学院」に入学。日々レッスンを重ね、憧れのステージへと踏み出した。

しかし、同期3人とのダンス経験の差にプレッシャーを感じ、ついていくことに精一杯だったという。今まで意識していなかった姿勢や歩き方について指導を受け、常に背筋を正しながら踊ることにも苦労した。

「同期がとても優しく、みんなで力を合わせて毎日のレッスンを受けていたので苦難を乗り越えることができた」とデビューまでの道のりを振り返った。

フラガールの“次の60年”を担う新人たち

「今日は85点」と初舞台を自己採点するAMIさん。「ステージに出る前は緊張で震えていたが、家族や友人のみんなが見に来てくれたので、笑顔で踊り切ることができた」と語った。AMIさんの持ち味は、感謝の気持ちを踊りで伝えられるところだという。

ステージ上で手を取り合うフラガールたち

目標としているのは、キャプテンのレヒヴァ由妃さん。憧れの先輩のように「素敵な笑顔を振りまけるようになりたい」と意気込む。

次の60年を担うフラガールたちが、多くの観客の前で輝いた初舞台。かつて彼女たちがダンスに心を動かされたように、これから訪れる人たちを魅了していくに違いない。(文・写真 酒井真大)

酒井真大

東京写真報道局記者。千葉県出身。令和5年入社、写真報道局のニュース担当。同年、東京写真記者協会のスポーツ部門・国内の部で奨励賞受賞。 趣味は野球観戦とサウナ。

長い髪をなびかせるAMIさん