初当選さや氏「日本人のため本当の戦いがスタート」 参政党が躍進、神谷宗幣代表は批判に「皆さんが勝手に…」
20日投開票された参院選で、参政党が大幅に議席を増やした。午後8時には、東京選挙区で新人のさやさん(43)が早々に初当選を確実に。東京都千代田区の事務所に集まった支援者約20人から大きな拍手と「おめでとう」の声が上がった。
◆「夢みたいな気持ち」

当選を確実にし、花束を手に笑顔を見せる参政党のさやさん(七森祐也撮影)
さやさんはあいさつで、「夢みたいな気持ち」と支援者に感謝。その上で「身の引き締まる思い。日本のために、日本人の皆さまのためにこれから本当の戦いがスタートしていく」と今後に向けた意気込みを語った。
選挙戦では、参政が掲げる「日本人ファースト」を主張。「日本は日本人の国だ」などと訴えたが、外国人差別に反対する立場の市民がさや氏の街宣現場で抗議活動を行う場面もあった。
◆選挙中のネット配信では「核武装が最も安上がり」

当選を確実にし、涙ぐむ参政党のさやさん(七森祐也撮影)
消費税の廃止を各地で訴えて回り、物価高に苦しむ有権者への浸透をはかった。「令和の所得倍増計画」を実現し、早期に国民の所得を倍増させるとも主張した。
さやさんは日本テレビが3日に配信したインターネット番組で「核武装が最も安上がりであり、最も安全を強化する策の一つだ」などと発言。「北朝鮮ですら核兵器を保有すると、トランプ米大統領と話ができる」とも指摘し、強い批判を浴びた。
◆「たたいているメディアがおかしいぞ」と追い風に

東京選挙区で当選確実となったさやさん(左)と握手する参政党の神谷代表(市川和宏撮影)
参政党の神谷宗幣代表(47)は20日夜の記者会見で、「外国人差別とか攻撃ではなく、外国資本とか移民を受け入れすぎてはいけないということ。皆さんが違う解釈をされて差別だ、排外的だとたたかれたが、国民は『参政党に分があって、たたいているメディアがおかしいぞ』となり、追い風となった」と話した上で、「外国人をたたこうとする意図はなかった。皆さんが勝手にレッテル貼りをしたということなので、問題はない」と主張した。(佐藤裕介、加藤豊大)

当選を確実にし、花束を手に笑顔を見せる参政党のさやさん(七森祐也撮影)
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