【戦後80年】夏休みの子どもたちが味わった「戦時中のすいとん」と「給食のすいとん」

北九州市で、平和の大切さについて考える催しが開かれました。夏休み中の子どもたちが当時の「食」を体験しました。

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4日、北九州市八幡東区の市民センターに集まった子どもたちに配られたのは「すいとん」です。戦時中、貴重なコメの代わりに食べられていたすいとん。小麦粉を水で練って団子にし、汁で煮込んで塩で味をつけただけの質素なものでした。

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■子どもたち

「見た目はちょっと、なんか。」

「おいしいっていうか。」

「なんか団子みたい。」

「崩したやつみたい。」

このイベントは、当時の「食」から戦争と平和について考えてもらおうと開かれました。当時のすいとんと、今の給食で提供されるすいとんが作られました。

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試食の前に、子どもたちは当時の厳しい食糧事情について体験を聞きました。

■下山公子さん(93)

「耳を伏せて、目を伏せて。空襲警報が鳴ったら、道ばたにペタっと寝ます。」

■石河 収さん(90)

「戦後はほとんどコメがなかった。家の着物をリュックサックで持って行って、おイモさんやほかの野菜と交換して、家に持って帰ってみんなで食べたという記憶がございます。」

食料が乏しく飢えに苦しんだ80年前に思いをはせ、子どもたちは当時のすいとんを試食しました。

■子どもたち

「ちょっと苦い。」

「(Q.これを毎日食べるとしたらどう?)ちょっと飽きそうです。」

そして、現在の給食で提供される、にんじんや白菜も入ったみそ味のすいとんを食べ比べました。

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■子どもたち

「おいしいです。具がめっちゃおいしい。」

「今食べているハンバーグとかが80年前はなくて、小麦粉でこねたやつしか食べられないんだなって初めて思った。」

「昔はあまり食べるものがなかったけれど、今は給食や勉強ができるから、昔よりも学べるから幸せだと思った。」

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■石河 収さん(90)

「平和であることが、自分たちの食生活を守れるということ。そういうことを考えて、進んでいってほしいと思います。」

子どもたちは、毎日食事ができる平和のありがたさを「一杯のすいとん」から感じ取っていました。

※FBS福岡放送めんたいワイド2025年8月4日午後5時すぎ放送