ウクライナ兵らが高く評価するドイツ製戦車レオパルト2A6
ドイツ製の強力兵器

ウクライナは西側同盟国による武器支援の一環として、ドイツ製戦車レオパルト2A6を供与された。この戦車は最新鋭ではないものの強力だとされているが、実際に乗り込んで戦うウクライナ兵たちはどのように評価しているのだろうか?
ウクライナ国防省が公開した動画

ウクライナ国防省は2023年9月に、レオパルト2A6の乗員がこの戦車の優秀さについて語る動画を公開している。
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戦車の乗員に対するインタビュー

レオパルト2A6に乗り込んで任務を行った兵士らは動画の中で、この戦車がウクライナ東部の戦場で発揮した能力を口々に称賛。
第47独立機械化旅団

インタビューに応じたのはレオパルト2A6が配備されている第47独立機械化旅団の兵士らだ。この戦車には暗視装置があるため、夜間戦闘の際、ロシア軍に対して優位に立つことができたそうだ。
夜間戦闘で優位に

ある戦車部隊の司令官いわく:「夜間でも運用できます。暗視装置を搭載しており、最大4キロメートルの視界を確保できるため、敵との交戦で威力を発揮します」
ほぼ負けなし

コードネーム「ファルトヴィ」と名乗るこの司令官(写真)は夜間の戦闘ではほぼ負けなしだったと証言している。
画像:Twitter @DefenceU & @StratCom_AFU
「夜行性の捕食者」

また、ユーリという名のレオパルト2A6の装填手(写真)は、この戦車がおもに夕暮れから夜明けにかけて活動していたと説明。「敏捷な夜行性の捕食者」であり、レオパルト(ヒョウ)の名は伊達ではないとした。
画像:Twitter @DefenceU & @StratCom_AFU
ロシア軍の砲火から乗員を守る

このインタビューを分析した『フォーブス』誌によれば、ロシア側は夜間戦闘が不得意だったため、ウクライナ軍のレオパルト2A6が優位に立ち、乗員を砲火から守ることができたという。
画像:Twitter @DefenceU & @StratCom_AFU
機動性とスピード

前出の「ファルトヴィ」司令官によれば、レオパルト2A6は「非常に機動性が高く、とても素早い。しかも、精度も高い」そうだ。
画像:Wiki Commons By Fotoafdrukken Koninklijke Landmacht、CC0
乗員の生存率

一方、第47独立機械化旅団のメンバー、ウラジスラウ(写真)はこの戦車の利点として、乗員の生存率と主砲の威力を挙げた。
画像:Twitter @DefenceU & @StratCom_AFU
安全性が高いレオパルト2A6

ウラジスラウは以前、T-64戦車の乗員だったそうだ。しかし、レオパルト2A6は安全面でT-64を上回るため、こちらの方が安心して任務に当たることができるとした。
旧ソ連製の装備

ウラジスラウいわく:「旧ソ連製の装備にそんなもの(安全性)はありません。しかし、(レオパルト2A6では)弾薬棚が爆発したり砲塔が吹き飛んだりすることはないのです」なお、このような事故はロシア軍の戦車で頻発している。
ロシア軍との交戦

この兵士はさらに、レオパルト2A6のスピードに言及。ロシア軍と交戦する際に機動性をもたらすと説明した。
画像:Twitter @DefenceU & @StratCom_AFU
「光学系が本当に素晴らしい」

砲手としてレオパルト2A6に乗り込むウラジスラウいわく:「スピーディかつ機動性が高く、非常にスムーズです。光学系は本当に素晴らしい」
クリアな視界、高い安定性

実際、レオパルト2A6の光学系は「4~5キロ先、あるいはもっと先まで完璧に見える」ほど優秀だという。さらに、走行時の安定性も高く、時速50~60キロメートルほどで走りながら標的に狙いを定めることができるとのこと。
激戦地で発揮された性能

レオパルト2A6が誇るこのような特徴は、2023年9月に激戦地のひとつとなったザポリージャ州で大いに発揮された。
ロボティネでの戦闘

ラジオ・フリー・ヨーロッパによれば、第47独立機械化旅団はレオパルト2A6に乗り込んでザポリージャ州ロボティネで戦闘を行ない、一定の戦果を挙げたという。ただし、一帯からロシア軍を追い出すことはできなかった。
『フォーブス』誌による評価

『フォーブス』誌いわく:「昼夜を問わず正確な光学系やスピード、優れた安定性といった長所のおかげで、レオパルト2A6は機敏な夜間ハンターとなる」
画像:Twitter @DefenceU
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