東京世界陸上の前夜祭で高速道路を激走、リレーでギネス記録も 銀座でランニングイベント

東京高速道路(KK線)を舞台に、1時間に100メートルを走った最多人数のギネス記録に挑戦する参加者ら=12日午後、東京・銀座(相川直輝撮影)
9月13日に開幕する陸上の世界選手権の前夜祭として、東京・銀座で12日、高速道路の廃線を舞台とする一夜限りのランニングイベントが開かれ、ハーフマラソンリレーなどの種目に大勢のランナーが出場した。
イベントの特設コースとなったのは、今年4月に廃止された東京高速道路(KK線)。首都高速道路の日本橋区間地下化工事に伴い、半世紀を超える歴史に幕を下ろした。現在は全区間が高架の遊歩道とする再整備が進められている。

ハーフマラソンリレーの部で一斉にスタートする参加者ら
メインイベントのハーフマラソンリレーは、1周約1・6キロの特設コースを周回し、チーム全員で約21キロを走り切る。参加者たちは大都会の夜景に包まれた特別なコースを、仲間たちの声援を浴びながら駆け抜けた。
東京都世田谷区から参加した23才の男性は「普段は走れないところを走れて面白かった。路面が平たんではなく斜めになっていたのを感じられた。車じゃないからこそ味わえた」と話した。
女子100メートル障害の元日本記録保持者、寺田明日香選手もゲストとして登場。1時間のリレーで100メートルを走った最多人数更新をかけたギネス記録にランナーとして挑戦した。一般参加者とバトンを繫いだ結果、従来の252人を上回る256人の新記録を達成し、会場は大歓声に包まれた。

ハーフマラソンリレーの部でライトアップされた東京高速道路(KK線)を走る参加者ら
陸上の世界選手権東京大会は国立競技場(東京都新宿区)を中心に13日開幕し、21日まで行われる。(文・写真 相川直輝)

ハーフマラソンリレーの部でスタートを待つ参加者ら