ロシア軍がウクライナ全土に対し、大規模な空襲を実施
ウクライナで最大規模の空襲

9月6日から7日にかけての深夜、ウクライナはロシア軍による最大規模の空襲に見舞われ、各地で大きな被害が出た。
降り注ぐミサイルとドローン

報道各社によれば、ロシア軍はウクライナ全土に向かってミサイルやドローンを発射。首都キーウでは政府庁舎が損傷したほか、各地で民間人が犠牲となった。
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ドローン800機あまり

ウクライナ空軍によれば、ロシア軍はドローンおよびデコイ810機をウクライナに向けて発射したが、うち747機が撃墜されたという。AP通信が報じた。
ミサイル13発

ウクライナ空軍のユーリ・イハナト報道官はAP通信に対し、今回の空襲は開戦以来、最大規模だとコメント。ドローンに加えて、ミサイル13発が飛来したことを明かした。
ウクライナ国内の33ヵ所で被害

撃墜されずに着弾したドローンは54機、ミサイルは9発とされ、ウクライナ国内の33ヵ所で被害が確認されている。
政府庁舎にも命中

『キーウ・ポスト』紙によれば、首都キーウにある内閣府庁舎にもミサイルが着弾し、火災が発生したという。政府庁舎が空襲にさらされたのは今回がはじめて。
標的となった内閣府庁舎

同紙いわく、内閣府庁舎は「開戦以来、(ウクライナ)政府の本部として機能してきた」とのこと。
ゼレンスキー大統領のコメント

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる空襲を強く非難。同盟国に防空支援の強化を求めた。
「意図的な犯罪」

同大統領はX投稿の中で、「もっと早くから交渉を行うことができたにもかかわらず、今になってこのような無差別攻撃を行うというのは意図的な犯罪であり、戦争を引き延ばすものです」とした。ロイター通信が伝えている。
「合意の内容を実行すべき」

ゼレンスキー大統領はさらに、ウクライナの安全保障をめぐってフランスで開催された首脳会談に言及。米国をはじめとする西側諸国は「パリで合意に至った内容すべてを実行」すべきだと述べた。
防空支援の強化

とくに、同大統領が求めているのは同盟国による防空支援の強化だ:「新たな(防空)システムの追加によって、民間人の命が救われます」
「必要なのは政治的な意思」

ゼレンスキー大統領いわく:「世界はクレムリンの犯罪者たちに殺人をやめさせることができます。必要なのは政治的な意志だけです。支援してくださっている方々に感謝します」
空襲による被害の状況

なお、今回の空襲による犠牲者数は死者4人、負傷者44人と発表されている。AP通信が報じた。
米国は制裁措置を発動する?

今回の空襲は、和平の仲介者を自任するトランプ米大統領の機嫌をも損ねたようだ。実際、トランプ政権はロシアに対し、新たな制裁措置を科す準備をはじめたと伝えられている。
トランプ大統領のコメント

ロイター通信によれば、トランプ大統領は記者から制裁措置の「第2段階」を発動する用意はあるのかと問われた際に、「ある」と答えたとのこと。
ロシアの貿易相手国に対する関税引き上げ

記者会見の場でトランプ大統領が新たな制裁措置の内容に踏み込むことはなかった。しかし、同大統領は以前から、ロシアが停戦交渉に応じない場合、ロシアの主要貿易相手国に対する関税を引き上げると述べている。
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