柴犬あるある、浮いてる毛を抜くと本気で怒られるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.296

今週の「柴犬のここが好き」

柴犬あるある、浮いてる毛を抜くと本気で怒られるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.296

たとえどんなに浮いていようと、毛のかたまりを抜くと本気で怒られるとこ。

「ご主人でもダメですよ!」

あんなに気持ちよさそうに寝てたのに、そんなに怒る?

完全に浮いてるし、

「お願いします。抜いてください。」と言っているかのような毛。

絶対にもう必要のない毛だよね?

それでもダメなの?

ダメなんです。

この感情だけはどうしてもわかりません。

抜いた方が気持ちいいのにと思ってしまうのです。

それはこちらが思うだけで本犬にとってはきっと違うんですよね。

どんなに浮いていても、やっぱり抜くとチクっと痛いのかもしれない。

抜けたところがスースーして気持ち悪いのかもしれない。

もし、抜いて気持ちいいのであれば怒らないはずですもんね。

あの浮いた毛を見つけると、試されている気がするんです。

我慢できた時は自分を褒めてあげたいです。

そしていつの間にか、自然に抜けているのを見つけて、そっとその毛を拾うとき「私は大人やったな」と思うことにしているのです。

今週のおまけ

これは、閲覧注意にした方がいいのでしょうか。

いつかの換毛期のこよみさんです。

ここ数年はここまでになることはありません。

あなたはこれを見て衝動を抑えることができますか?

抜きたいですよね。

明らかに浮いているふわふわの白い毛のかたまりを。

抜けた後の茶色いツヤっとした毛を見てください。

全身こうなろうよ。綺麗にしようよ。

浮いてる毛を抜いてしまおうよ!

どんなに気分を盛り上げたところで、嫌なものは嫌なのです。

こよみさんは自然に任せて換毛したいのです。

どんなに浮いていて、もう、ほんのちょっと引っ張れば抜ける状態になっていたとしても

人間の力で引っ張られるのは我慢ならんのです。

ぶるぶるっと体を震わせた時に、ふわっと飛んでいくのがいいのです。

歩いていて、自然に抜け落ちるのが好きなのです。

この時の私が、どうやって抜きたい衝動を抑えたのか覚えていません。

同じ状況になった時、我慢できる自信がありません。

こよみさんがこんな風にならなくなってからは、散歩中見かけたよその子の毛を抜きたくて

思わず手を伸ばしそうになったことがありますが、

ご主人でさえダメなものはダメなデリケートな問題ですから、もちろん手を出したりはしませんよ。

写真を見ているだけでうずうずしてきました。笑

柴犬さんの換毛は凄まじい。

これはもう言わずもがなです。

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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