突風の被害相次ぐ…予兆は? 避難困難「地下浸水」その時できること

各地で突風の被害が相次ぎました。急な突風にどう気をつければよいのか、日本テレビ報道局の小栗泉特別解説委員が解説します。

■突風のサイン 建物の中に危険な場所も

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小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員

「竜巻などの突風が起きやすいサインがあります。低く黒い雲が接近していること、雷が鳴ったり、光ったりすること、また、急に冷たい風が吹くことなどがあります」

佐藤梨那アナウンサー

「突風が吹き始めたら、どのような行動をとればよいのでしょうか」

小栗委員

「避難場所を選ぶ際、車庫や物置、プレハブなどは避け、コンクリートなどでできた頑丈な建物に避難してください。また、建物の中でも、外から物が飛んできて窓や壁を突き破る危険があるので、そういった場所からは離れておきましょう」

■「地下浸水」近年リスク高まる

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佐藤アナウンサー

「突風とともに気をつけたいのが、浸水による被害です。12日の記録的な豪雨では、三重県四日市市の駐車場が浸水しました。すでに排水作業は完了していますが、電源が回復しておらず、安全が確保できないとして、いまだに274台の車を外に出せない状況が続いているということです」

「今回も地下浸水の被害が起きかねないというのですが、私たちはどのように身を守ればよいのでしょうか」

小栗委員

「地下浸水に見舞われるリスクが近年、高まっています。東京都・都市整備局によりますと、都内の地下空間は、2023年にはおよそ7万2000か所もあるということです。また、都内の地下鉄駅の利用者は1日約900万人に達しています」

「地上で冠水した水が一気に流れ込む地下浸水が起きると、外に出るのが難しくなるほか、水圧でドアを開けることができなくなります。水深がそれほど深くなくても、ドアが開かなくなるといいます」

「また、停電で電気が消える、エレベーターに閉じ込められるなどのリスクがあり、避難が難しい空間になってしまいます」

■とにかく重要「避難経路」常に確認する癖を

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佐藤アナウンサー

「地下にいると外で何が起きているのかわかりにくいと思いますが、どのようにすればよいのでしょうか」

小栗委員

「都市防災に詳しい、東京大学の廣井悠教授によりますと、階段やスロープなどに水が流れてくるといった異常を感じた時には、早く地上に逃げる、避難の呼びかけがあればそれに従って逃げるべきということです」

「廣井教授は、とにかく重要なのは『避難経路を知っておくこと』と指摘しています。地下では、多くの入り口から水が流れ込み、急に危険な空間になる可能性があるといいます。常に地上への通路や出口がどこにあるかを確認する癖をつけ、避難経路もひとつではなく複数持っておくことが大事ということです」

(9月18日放送『news zero』より)