台風23号(ナクリー) 三連休後半に本州の南で発達する予想

中心から離れたところで雨雲が発達, 三連休は台風の北東側にも雨雲広がる, 22号で被害受けた伊豆諸島に再び接近か, 台風の暴風域に入る確率, 台風22号は日本のはるか東で温帯低気圧に, 秋の台風は要注意

台風23号(ナクリー) 三連休後半に本州の南で発達する予想

2025/10/10 22:26 ウェザーニュース

10月10日(金)21時現在、台風23号(ナクリー)は沖縄県の南大東島の北北西約140kmでほとんど停滞しています。三連休中に進路を東に変えて本州の南を東進し、暴風域を伴う勢力に発達予想です。今後の台風情報に注意してください。▼台風23号 10月10日(金) 21時

中心位置 南大東島の北北西約140km

大きさ階級 //

強さ階級 //

移動 ほとんど停滞

中心気圧 1000 hPa

最大風速 18 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 25 m/s

中心から離れたところで雨雲が発達

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台風23号は現時点ではさほど発達しておらず、循環の中心付近には活発な雨雲がほとんど存在しません。台風の下限ぎりぎりの最大風速18m/sという勢力です。

一方、中心から南に離れたところでは雨雲が発達していて、ちょうど沖縄県の大東島地方にかかっています。

北大東島のアメダス北大東では1時間に55.0mmの非常に激しい雨を観測。南大東島地方気象台では最大瞬間風速28.2m/sを観測しています。台風から離れていても油断はできません。

三連休は台風の北東側にも雨雲広がる

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台風は今後北上し、11日(土)には鹿児島県の奄美大島に接近する予想です。その後は東寄りに進路を変え、12日(日)から13日(月)スポーツの日にかけて本州の南を進む予想となっています。

台風の中心が近づく鹿児島県の種子島・屋久島地方などでは、台風本体の活発な雨雲がかかる可能性があり、激しい雨や強風に注意が必要です。

また、台風から北東側に離れた地域でも湿った空気の影響で雨雲が発達する予想で、進路から離れた西日本や東日本の太平洋側でも雨が降る予想です。また、前線の影響で日本海側や関東でも雨が降ります。

22号で被害受けた伊豆諸島に再び接近か

台風23号は発達しながら、12日(日)夜〜13日(月)朝にかけて伊豆諸島南部に接近する可能性があります。

大きな被害をもたらした非常に強い台風22号ほどの勢力ではないものの、暴風域を伴って通過する可能性があり、再び荒れた天気となるおそれがあります。被害を受けた建物はさらに被害が拡大するおそれがあるため、安全な場所に避難して過ごすようにしてください。

台風の暴風域に入る確率

120時間以内に台風の暴風域に入る確率が10%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)

茨城県 10 %

千葉県 21 %

東京都

伊豆諸島北部 28 %

伊豆諸島南部 63 %

神奈川県 13 %

静岡県 18 %

愛知県 11 %

三重県 14 %

奈良県 10 %

和歌山県 16 %

台風22号は日本のはるか東で温帯低気圧に

9日(木)に伊豆諸島を襲った台風22号(ハーロン)は、10日(金)21時に日本のはるか東で温帯低気圧に変わりました。

秋の台風は要注意

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平年の台風発生数 台風の発生は、5日(日)に発生した台風22号以来で、今月3つめです。9月は平年と比べて発生数が多くなりましたが、10月もハイペースで発生が続いています。

台風発生数の平年値を見ると、10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすいシーズンです。また、上陸数の平年値は0.3個で、およそ3年に一度、本土への上陸があることになります。

秋の台風は発達して急速に北上してくることもありますので、今後も台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風23号の「ナクリー(Nakri)」はカンボジアが提案した名称で、花の名前からとられています。