ロシア海軍の潜水艦がジブラルタル沖で事故? 燃料漏れを起こすも潜航を再開した模様
ロシア潜水艦が事故に見舞われた?

ロシアの機密情報を暴露してきたことで知られるTelegramチャンネル「VChK-OGPU」によれば、ロシア海軍の潜水艦「ノヴォロシースク」が地中海のジブラルタル沖で遭難したようだ。
「重大な技術的問題」

同チャンネルが入手した機密文書によれば、このノヴォロシースクは「重大な技術的問題」に直面しており、「燃料システムが損傷し、燃料が隔室に直接流れ込んでいる」とのこと。
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トラブル解決の手段はなし

しかも、潜水艦にはトラブル解決の手段が残されていないようだ。「VChK-OGPU」いわく:「スペアパーツを持ち合わせていない上、修理の専門家も乗船していないため、クルーは問題を解決できない」
燃料が爆発するおそれ

同チャンネルはさらに、「隔室に溜まった燃料は爆発するおそれがある」と指摘。 「クルーは燃料を海に投棄するしか打つ手がない」とした。
ノヴォロシースクのスペック

ノヴォロシースクはロシア海軍が運用する攻撃型潜水艦で、全長は72メートル、乗員は52名だとされている。最近、ジブラルタル海峡を航行している姿を目撃されていた。
原子力潜水艦ではない

『Le Temps』紙はノヴォロシースクについて、サンクトペテルブルクにある造船所で建造された通常動力型の潜水艦で、2015年に就航したと報じている。
すでに遭難状態を脱した?

一方、海事ニュースサイト「Mer et marine」いわく、ノヴォロシースクは「自力で航行しており、すでに遭難状態を脱したことを示唆している」。
すでに潜航を再開

さらに、この潜水艦はすでに潜航を再開したと見られており、「Mer et marine」は「よい兆候」だとしている。
たびたびヨーロッパ沿岸に出没

ちなみに、ノヴォロシースクがヨーロッパ沿岸を航行したのは今回が初めてではない。2022年9月には、ビスケー湾沖を航行中に捕捉されている。
アサド政権崩壊の影響

なお、シリアのアサド政権が昨年12月に崩壊したことで、ロシア海軍は航路の再編を余儀なくされていた。フランス海軍参謀総長を務めるニコラ・ヴォジュール提督は『L'Express』誌に対し、「以前ならタルトゥースおよびラタキア(シリア)を経由していたロシア軍の船舶は現在、北方・フランス沿岸を通過するようになった」と解説している。
欧州諸国に対する牽制

ただし、ロシア潜水艦がヨーロッパ周辺に出没するのは、シリアの港湾が使えなくなったからだけではなさそうだ。同提督いわく:「こういった潜水艦は(核弾頭搭載可能な)カリブル・ミサイルを発射できる。つまり、フランスに対する戦略的なシグナルだ」
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