クマがやぶに引きずり込んだか…露天風呂を清掃の男性が行方不明 現場には複数の血痕 岩手・北上市

温泉旅館で露天風呂の清掃をしていた従業員が行方不明となっています。現場には複数の血痕があり、クマに襲われた可能性が高いとみられています。

■血痕や引きずられたようなあとも…

16日、警察車両が温泉街へつながる道を規制していました。露天風呂の清掃員の男性がクマに襲われたとみられ、行方不明になっているのです。

現場はJR北上駅からおよそ15キロの場所にある瀬美温泉。自然に囲まれた温泉がウリの山あいにある観光地です。

午前11時すぎ、支配人から「清掃従業員の姿が見えない。露天風呂に血痕のようなものがある」との通報がありました。

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警察が駆けつけたところ、露天風呂には直径50センチほどの血痕があったということです。血痕は通路から露天風呂の柵の下まで続いていて、引きずられたようなあとも残されていたということです。

警察は、クマが男性をやぶの中へ引きずり込んだ可能性もあるとみています。

露天風呂の通路の先には柵があり、その先は崖になっているといいます。男性はこの先へ引きずり込まれたのでしょうか。

警察によりますと、この事案をうけ宿泊客は全員帰宅しているということです。

■先週も付近で男性の遺体発見

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付近では、先週もクマによる被害が出ています。

温泉から西におよそ2キロ場所では、キノコ採りに出かけてクマに襲われた男性の遺体が発見されています。いまのところ、襲ったのが同じ個体かどうかはわかっていません。

行方不明の男性は、午前10時ごろから露天風呂の掃除を1人で行っていたということです。警察は現場の状況などからクマに襲われた可能性が高いとみて、地元の猟友会などとともに男性の捜索を行っています。