「佐々木勇気八段の用意したわなを看破」藤井聡太竜王がペース維持…竜王戦第2局

封じ手を指す藤井聡太竜王(中央)(17日午前9時、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で)=西孝高撮影

 将棋の最高棋戦で、藤井聡太竜王(23)(名人、王位、王座、棋聖、棋王、王将)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第2局が17日午前9時過ぎ、福井県あわら市の旅館「あわら温泉 美松」で再開された。

 藤井竜王が△4七歩成、佐々木八段が▲7一角でともに攻めた局面で1日目を終えていた。立会人の佐藤康光九段が開いた、藤井竜王の封じ手は飛車を取る△3八とだった。控室で予想された手だった。

 佐々木八段は角と飛車を交換した後、▲8二飛と打ち、王手をかけた。藤井竜王はこの局面で49分使って読みを入れ、合駒をせず△6三玉と際どくしのいだ。

 解説の三枚堂達也七段は「佐々木八段の用意したわなを看破した藤井竜王がペースを維持している」と話している。

【2日目手順】▲佐々木△藤井

△3八と(封じ手)▲6二角成△同 玉▲4三銀不成△同 銀▲8二飛△6三玉

持ち時間

各8時間△3・43分▲5・03分60手