“増額”要求は…高市首相「最大の成果」も警戒 小泉防衛相と米国防長官が会談

トランプ大統領は日本での予定を終え、29日、韓国に出発しました。高市首相とトランプ大統領の会談で焦点となった「防衛費の増額」。29日に行われた、日米防衛相会談でさらなる要求はあったのでしょうか。

■高市首相「最大の成果」も警戒 “具体的な数字”要求は

高市首相は、SNSに大統領専用ヘリ「マリーンワン」の中で笑顔を見せる両国首脳の写真を投稿。「私の素晴らしい盟友のトランプ大統領と共に!」とつづられていました。

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一方、ホワイトハウスが公開した写真には、トランプ大統領が高市首相をエスコートする様子がおさめられていました。

両国の連携強化をアピールした今回の来日。アメリカ軍横須賀基地での演説では…

トランプ大統領

「日本の歴史上初の女性首相だ」

高市首相がアメリカ兵らの歓声に応える様子もありました。

その高市首相にとっての正念場となった日米首脳会談。焦点のひとつが防衛費についてです。同盟国に防衛費の引き上げを迫るトランプ大統領。今回の会談では、具体的な数字と共に引き上げを要求されることが警戒されていました。

会談で高市首相は、日本として主体的に防衛力を強化し、防衛費の増額に取り組む方針を伝え、これに対し、トランプ大統領から具体的な金額など規模について言及はなかったということです。

高市首相は周辺に、トランプ大統領から「防衛費の対GDPの要求がなかったことが最大の成果」と話していたといいます。

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ただ、警戒感は続きました。29日、小泉防衛相とヘグセス国防長官の会談が行われました。この防衛相会談で、アメリカ側が具体的な数字を示してくるか注目されていました。

終了後の共同会見では――

小泉防衛相

「世界で最も偉大な日米同盟をこれまでにないスピード感で強化していく。自衛隊と米軍はともにこの課題に取り組んでまいります」

アメリカ ヘグセス国防長官

「アメリカ側から日本に何かを要求したということは、一切ありません。高市首相が日本の防衛費増額を意欲的に示されたことをうれしく思っています。これは大きな一歩で、速やかに実行されることを期待しています」

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会談後、ヘグセス国防長官は自身のSNSで小泉大臣と共に“スカジャン姿”を披露。小泉大臣から赤いスカジャンのほか、侍のブロンズ像、パンケーキづくりが趣味の長官のため、パンケーキの粉などがプレゼントされたということです。

■トランプ大統領、訪韓 韓国から“金の冠”プレゼントも

一方、日本での3日間の日程を終えたトランプ大統領は、次の訪問地の韓国へ向かいました。乗り込んだ飛行機の機内で記者団の質問に答えました。

意欲を見せてきた北朝鮮の金正恩総書記との会談をめぐっては「今は中国に集中している」と述べるにとどめ、会談を実現できるかは明言しませんでした。ただ、そう遠くない将来に北朝鮮と会談する予定だと述べました。

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トランプ大統領を待ち受ける韓国。米韓首脳会談が行われる会場の周辺では、朝から関係者が歓迎式典に向けた準備をする様子がありました。

29日午前11時半ごろ、釜山の空港に到着。

トランプ大統領

「とても美しい。今すぐ着けたい」

李在明大統領と歓迎式典にのぞんだあと、トランプ大統領へのプレゼントが用意されました。アメリカ大統領として初めて、韓国の最高勲章を授与。また、古代朝鮮の王族がつけていたものをイメージした金の冠もありました。

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そして、始まった米韓首脳会談。冒頭、トランプ大統領は北朝鮮金総書記との会談について「タイミングが合わなかった」と述べましたが…

トランプ大統領

「朝鮮半島が戦争状態にあることは承知している。どう対応するのか検討する。金正恩氏と皆と共にすべて解決するため全力を尽くす。意味のあることだから」

今後の会談に前向きな姿勢を示しました。