林修「世界でトップを取る18歳って恐ろしい」 パリ五輪メダリスト・安楽宙斗の国語力に驚き
予備校講師でタレントの林修さん(60)が10月31日、都内の高校で行われた受験生応援イベントに登場。スポーツクライミング男子複合のパリ五輪銀メダリストで今年の世界選手権で初優勝を果たした安楽宙斗選手(18)と一緒に、受験生へアドバイスを送りました。
イベントでは、参加した受験生からの質問コーナーが設けられ、“周りと比較して自分を見失う時に、自分の意志を持ち続ける方法”を聞かれた2人。まず、安楽選手が「人と比べて自分を評価するのではなく、自分を評価するために人と比べる」と回答し、「受験って相対的なものだと思うので、人と比べてしまって自分はできないってことを見つけがちなんですけども、そこを見ていても仕方ない」と語りました。
続けて「やっぱり人と比べてできないことって自分の弱点だと思うので、すごく大事なことだと思っているので。自分が目指す目標を一番大事にしつつ、そのために人と比べることを取り入れるってことを、僕は大事にしています」と明かしました。
■林修流の考え方をアドバイス

自身の考え方を語る林修さん Hiroki Nishimura / Red Bull Content Pool 日テレNEWS NNN
安楽選手の答えを聞いた林さんは「世界でトップを取る18歳って恐ろしいですね。ここまでのことを言われると」と恐縮しつつ、「横の視線を捨てて、縦の視線を持て!」と受験生からの質問に回答し、「横の周りを見る視線はとりあえず一旦封鎖しておいて。縦、つまり過去のあなたと今のあなたを比べたときに、過去のあなたよりもできるようになっていれば、それでいいじゃないですか」と考えを明かしました。
そして「今のあなたから、未来にどう向かっていくかを考えればいいので。それは時系列で、過去から現在、未来、縦のことだけを見ていればいいと。横は見なくていいよっていうことで。人を気にしないという前半は(安楽選手と)結構同じかな」と、受験生へアドバイスを送りました。
■安楽選手の国語力をべた褒め

イベントに登壇した(左から)林修さん、安楽宙斗選手 Hiroki Nishimura / Red Bull Content Pool 日テレNEWS NNN
イベント後に行われた取材会で、記者から“学生時代に得意だった教科”を聞かれた安楽選手は「学生時代は数学が一番得意でした。国語は、僕は文を読むのが苦手なので、いつもちょっとツラい思いをしながらやってました」と明かしました。
そんな安楽選手の国語力を、林先生は高く評価しているそうで「やっぱりトップアスリートって聡明(そうめい)な方が多いですよね。きちんと言語化して自分の状態を理解できる、表現できるってことが競技の素晴らしさにもつながっているんだなということを再認識しました。本当に素晴らしかったと思います」とべた褒めしました。
すると安楽選手は「(林さんは)国語の先生ですよね。ちょっと忘れてて」と笑顔を見せ、「国語は答えが一つじゃないから苦手だったんですけど。自分の考えを言語化することによって、林先生から褒めていただいて本当にうれしいです」と喜びました。
林さんたちが登場したのは、『~受験生応援プロジェクト 記念イベント~Red Bull Juken Club presents「切り替える翼」』。林さんと安楽さんが、受験を控える高校生たちに特別講義を行いました。