凱旋門でワシントンD.C.を”グレート”に? トランプ大統領の新たな建設プロジェクト
建設事業に熱中するトランプ大統領

トランプ米大統領は最近、ワシントンD.C.にパリ風モニュメントを建設するプロジェクトを発表し、またもや物議を醸している。具体的には、米国の独立250周年(2026年7月4日)を記念して、凱旋門を作るというのだ。
なお、同大統領はすでに、ホワイトハウスに新たなボールルーム(大広間)を増設するとしており、米首都をゴージャスに改造することにご執心のようだ。
3Dレンダリングとジオラマ模型

『タイム』誌によれば、トランプ大統領はホワイトハウスのイーストルームで開かれた夕食会の場で、記者や献金者らに対し、プロジェクトの完成予想図やジオラマ模型を披露したという。
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「大きいのが断然、見栄えがいい」

同大統領は3種類の模型を手に取り、「小・中・大とあるようだが…… 大きいのが断然、見栄えがいいね」と語り、ご満悦の様子だ。
トランプ氏らしいネーミング

この凱旋門は「アーク・ド・トランプ(トランプ門)」と呼ばれることになっている。あふれんばかりの自己顕示欲を感じさせる、いかにもトランプ氏らしいネーミングだ。
そこで、CBC放送の記者が
このモニュメントは誰のためのものなのかと尋ねると、同大統領は「わたし」と即答。「きっと、美しいものになる」と自身をみなぎらせた。
モデルはパリの凱旋門

トランプ門のモデルとなったのは誰もが知るパリの凱旋門だ。こちらはフランス皇帝ナポレオン1世が戦勝記念に作らせた古代ローマ風モニュメントであり、
「MAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)」流の国威発揚と派手な装飾をなによりも重視するトランプ大統領の好みにぴったりだったのだろう。
トランプ門はどこに設置されるのか?

トランプ門の建設予定地はワシントンD.C.のリンカーン記念館からポトマック川を挟んで向かい側にあるラウンドアバウトの真ん中で、ホワイトハウスの方向に向けて作られることになっている。
「あるべき何かが足りない」?

『ガーディアン』紙によれば、トランプ大統領は「リンカーン記念館へ続く美しい橋を渡る人はみな、『ここにあるべき何かが足りない』と言っている」と述べたそうだ。
プロジェクト承認に少なくとも1年かかる

ただし、これだけ大規模なプロジェクトを実行に移すのは迅速果断なトランプ大統領にとっても、そう簡単ではないようだ。
実際、米国首都計画委員会(NCPC)の委員長だったプレストン・ブライアント氏はBBC放送に対し、トランプ門の建設は承認を得るだけで少なくとも1年はかかると説明している。
米首都で行われているトランプ改装

ちなみに、トランプ門は同大統領が自身のレガシーとしてワシントンD.C.で進めている一連の改装プロジェクトの一部だ。
ホワイトハウスでは歴代大統領の肖像を飾った「大統領のウォーク・オブ・フェーム(写真)」が設置されたほか、建設費2億5,000万ドルとされる新たなボールルームの建設作業が進められている。
トランプ門の建設費はどのように調達するのか?

トランプ大統領によれば、ホワイトハウスにおけるボールルームの建設費は全額が献金によって賄われたとされており、その残りがトランプ門の建設にあてられることになっている。しかし、トランプ門の建設費について、具体的な数字は明かされていない。
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